6月のカウンセラー養成集中講座 | 「心理カウンセラー講座」 NPO日本次世代育成支援協会&ベルコスモ・カウンセリング

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6月1日のカウンセラー養成集中講座は、午前中は久しぶりに交流分析についてのレクチャーをし、その後に交流分析を使ったカウンセリングのデモ(ロールプレイング)を見て、皆さんでいろいろと話し合っていただきました。

やはり実際にロールプレイを見てみると、交流分析と傾聴だけでクライアントの満足を得るのはかなり難しいということがよくわかります。

なぜそうなったか(過去)ということはよく理解できるのですが、どうすればよいのか(未来)というところが具体的ではなく弱いんですね)。

しっかりと聴いていればよくなるというのは、ロジャーズや河合隼雄先生がカウンセリングをされた時の話で、我々一般的な人間では軽いレベルの悩みならともかく、わざわざお金を払って相談に来られるレベルの悩みにおいては、「うん、うん」と頷いていればよくなるとは考えにくいのが現実です。

そして午後もキャリアカウンセリングのデモ版を見て、皆さんに考えていただきました。

こちらは傾聴もあまり出来ていない動画の為、全然参考にはならなかったのですが、逆に傾聴のカウンセリングをするにあたって陥りやすいパターンがよく理解できたのではないかと思います。

「オウム返し」というのがどの本にも書いてありますが、何のために傾聴するかというと、相手の心情だけではなくフレーム(認知の枠組み)もしっかりと理解する為なんですよね。

だから、その目的意識を持って全力で理解しようと聴かなければいけないし、また「無知の構え(Not kowing)」で聴かなければ歪んで理解してしまうリスクが生じます。

それなのに、頭の中で「オウム返し」をしなければという意識が大きく占めていたら、もうこれは本末転倒です。

また相手を理解する為には、かなりの質問が必要ですし、どういうふうに質問すればいいかを知っていなけれぎいけません(これらのやり方が優れているのが、先月に行った解決志向アプローチです)。

なお、これら2つのロールプレイに出てきた悩みに対して、僕ならどのようにカウンセリングをしていくかも、もちろん図を用いながら詳しく説明しました。

この内容は第2日曜と第3日曜、そして第3土曜にも行います。
よろしければぜひご参加ください。

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カウンセラー養成集中講座は第1と第3土曜(どちらか選択)です。
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