3月11日 今年も名取復興プロジェクトの追悼絵灯篭に参加しました。
いつものメンバーが集まり、今年も全国から集まった絵を電子絵灯篭に差し替えて準備されました。年に一度、集まるメンバーですが初回からもう11歳年を取っていて年齢を感じながらの作業でした。若い世代への移行も大事な仕事になりました。
数年前から紙の絵灯篭は強風の問題から設置がされなくなり少し寂しい思いをしています。暗くなってから灯されるロウソクの灯りで浮かび上がる絵は、とても美しく凄く好きでした。
でも強風や雨雪の悪天候でも追悼絵灯篭を継続できるのは電子絵灯篭のおかげでもあります。
昨年から名取市震災メモリアル公園で開催されるようになった閖上地域は、いつも強風が吹きますが今年は、とても穏やかでした。
ボランティアさんと一緒に次々に設置されていく電子絵灯篭は今年は1000基の設置となりました。
いつもは3.11閖上・・・のデザインが今年はウクライナ情勢を嘆いて平和となりました。早い戦争の終結をみんなが願っています!!
日が暮れて暗くなってくると電子絵灯篭が自動で灯ります。LEDの光で浮き上がってくる絵がとても美しい!
今年の絵は明るいものが増えたような気がします。
震災を知らない子供たちの絵も増えました。
今年は震災や自然災害を嘆くことと一緒に戦争のない平和な世界を願う3.11となりました。
設置と同様に撤収もまた大変な作業です。ボランティアの皆さんの力が無ければ継続できない年に一度の追悼です。
これからも継続できますように!