【8月20日】

$海の環境教育NPO bridge-DSかつおどり丸

午前中、希望者は再びドルフィンスイムに。
この日は条件も良く、たくさんのイルカと泳ぐことができましたアップ

最後、子どもたちはイルカを気遣ったのか「船の上から見てる」と言って
海に入らずに見ていたのですが、するとイルカにも子どもたちの気持ちが
伝わったのか、船のすぐ側に来て泳いでくれましたビックリマーク

船長さんも「たまにはゆっくり泳がせてあげたいよね」とうれしそう。
このように、イルカを気遣う心を持つことによって、人とイルカの共存は
成り立っていくのかもしれません。

『自然の中に私たちがおじゃまする』ということを気付かせてくれる場面
でした。

ドルフィンスイムが終わると、いざ南郷の古民家へ向けて出発です。
ちなみにドルフィンスイムに行かなかったメンバーは、観光案内所の
資料館に行ったり、広場でだるまさんが転んだをしていたようですにひひ

南郷へ行く途中、山を上るとなんと雲のなかくもり
昼御飯は雲のなかで頂きました割り箸

$海の環境教育NPO bridge-霧
$海の環境教育NPO bridge-霧の食事

南郷に到着。
掃除をすませ、子どもたちは障子貼りにも挑戦しました。
(実は私も初めての経験でした。)

$海の環境教育NPO bridge-障子張り3

夜はbridgeサマーキャンプ恒例の『なんきも』です。
『南郷肝だめし』略して『なんきも』オバケ

電気のない南郷の真っ暗闇星空の中、都道に隣の人が見えない間隔をあけて座り、
1人で数分過ごすというものです。
子どもたちは、恐怖に打ち勝ち自然の音を聴くことができた……かな?べーっだ!


【8月21日】

早朝3時に起床。オオミズナギドリの飛翔観察です。
この日はこれまで1番かも…と言っていいほど、鳥のなき声が多かったです。

bridgeスタッフの間では「満月の日は鳥はあまりなかないのでは…」という
仮説を立てていました。でも、島でも「たんに繁殖期が終わったから静かな
だけだ」というという人もいて、ちょっと落胆していたのですが・・・。

この日の飛翔観察で、やはり満月満月の日は静かで、月が出ていない日新月
うるさいということが、ちょっと確信に近づきました。

それほどまでに、満月の日と月が隠れていたこの日ではなき声が違いました。
数が多かったため、飛翔観察もばっちりでしたビックリマーク

都道に寝転んでいた私たちの上を、グライダー音を響かせて何羽もの鳥が
飛んで行きました。

$海の環境教育NPO bridge-フィールドスコープ1

飛翔観察が終わると、朝御飯を食べ、荷物を片付けて南郷を出発。
途中で都道の脇の大ジイ、村のゴミ焼却場などを観察してプログラムは
終了です。

海の環境教育NPO bridge-ゴミ焼却場

村と南郷の間は、行きも帰りも1台の車でピストン輸送。車に乗れない間は
都道を交代で歩きますが、これがなんとも気持ちよく、最後は歩き希望者が
多く、ガラガラの車だけが先に村に到着するという異例事態(笑)。

海の環境教育NPO bridge-車で往復
海の環境教育NPO bridge-村へ

村での自由時間を過ごして、船に乗り込もうとしたら、豪雨襲来雨
みんなずぶぬれになって船に盛り込み、最後まで楽しくも波乱続きの
ファミリーキャンプが終わりました。

いきなりのスケジュール変更から始まり、更に天候も悪く不安でしたが、
すべてのプログラムを無事に終えることができました。

$海の環境教育NPO bridge-FC2011集合写真

今回のキャンプでは、人と自然の繋がりはもちろん、
人と人との繋がりを強く感じた3日間でした。

参加者の皆さんの協力により何事も臨機応変に対応でき、スムーズに
プログラムが進みました。全員でひとつの家族のような雰囲気を感じました。

さらに今回はファミリー・キャンプということもあり、親子のお互いに
知ららなかった部分を確認もできたようです。

今回のキャンプでの経験が、普段の暮らしや子どもたちの将来になんらかの
形で活かされることになればとても嬉しいです。
(サカス)