どうも、えせメカニック齋藤です。
ポムで使用する送迎車内のシガーソケットから電源が取れるようになりました。
今回は、このインバーターを搭載した経緯を書いて参ります。
医療的ケアを行うに当たって、吸引という処置は非常に頻度の多いケアの一つです。3~5分に一回の高頻度で吸引が必要な児もいます。その吸引のために使用するのが、その名も吸引器(そのまんま)です。
多いトラブルとして吸引器のバッテリーが突然切れるということを聞いていたので、バックアップ電源いるよねってことで検討した次第。(車内で携帯、PCを充電したいなーという欲があったのは言うまでもない)
調べてみると、
①小型バッテリー
②インバーター
③人力…手動、足踏み式
の3つの方法があるとわかった。
関西人らしく、いちゃもんをつけてみる。
①なんでも使えるけど、値段高いわー。壊れたら心臓にも財布にも悪い。7万円くらい。買うなら事業所内に一つ常備かな。
②1万円以下で手に入るなら複数用意できるけど、電力制限が難点や。
③今時、人力はないな。効率悪いし、災害時用の最終手段として準備する物よね。
②を試そうと思い、4000円の物をAmazonでポチる。
→一瞬電源ついたと思ったけど、無反応。故障か?不良品か?
→返品し別の商品をAmazonポチ
→今度こそいけるやろ。つかへんなー。また不良品かいな。そんなことある?でも、ごめん、返品させて。
→知り合いの車屋さんに相談。ヒューズが原因かも、ということなので、助手席グローブボックス下に潜って、逆立ちしながら自力でヒューズ交換。(側から見たら、シンクロナイズスイミングの垂直ベントニー状態)
あ、因みにウチの送迎車はノアです。
2017年式、ウェルキャブみたいな名前。
3列シートの3列目を跳ね上げて、車椅子やバギーを2台載せれる形。
リフトではなく、スロープで、、あれはウィンチってゆうのかな。誤って車椅子がスロープを降らないようになってる。
後部座席用にモニター付いてて、ドライブレコーダー付き。
機能満載のてんこ盛り。もはや使いこなせるか疑問。
機能自慢はさて置き、ノアのシガーソケットのヒューズはボンネットではなく、グローブボックス下にあって、P/OUTLETの15A(青色)です。
※不親切にも取説には一切書かれていませんでした。そもそも自分で交換する物ではないのか。
上が正常、下がアカンくなった方のヒューズ(いわゆるヒューズ飛んだもの)
そんなこんなで、
再度再度別の商品をAmazonでポチりしたわけです。Amazonさんほんとごめんね。
インバーターを選ぶ際の注意点を挙げておきます。
・矩形波ではなく、正弦波を選びましょう!
家電だけでなく、精密な周波数を必要とする一部のTV、計測器、電子ポット、医療機器や調光器等の位相制御を利用した機器などは、正弦波インバータでなければ対応できないものもあります。
・使用する機器の消費電力の合計が150Vを超える場合は、この製品を使用したシガーソケットからの電源では、ヒューズ飛びのリスクがあるようです。
・万能ではない、ということをちゃんと認識しておくこと。
草加市では行っていないようですが、いろんな市、県で給付制度がありますよ。
あれこれ調べてたら、あっという間に時間が経ってしまうけど、
知らないと守れない。
ではでは。