老後が楽しみだ、と胸を張って言える20代からの人生設計 | 勤倹報徳

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20代後半の勤め人です。35歳で独立を目指しています。
40歳までに資産1億円以上が目標です。
現在は勤め人収入+株式投資、今後は収入の増加・不動産投資を
加えて目標達成に邁進します。

我々20代は「老後が楽しみだ」と希望と確信をもって

言える人間となってその生き方を未来に示さなければならない。

後世の人々は私たちの生き方を目の当たりにすることで

いずれ同じ言葉を発するようになる。

言霊は大切に。

国民の希望と確信は国力の礎である。

 

 

これから日本を支える20代が老後生活のために

今すべきことを述べたいと思う。

 

 

RSKイブニングニュース

高齢化と人口減少が進む豊島で奮闘する看護師のドキュメンタリー番組を観た。

 

島内でたった一つしかない医療機関で働く看護師の物語だが

島の高齢化が進み、出張での医療も専属医師と共に行っていた。

そのなかで高齢者との会話で考えさせられたことがある。

 

「楽しみなんて何もない」

 

多くの高齢者から放たれたこの言葉に衝撃を受けた。

老後と言えば孫、ひ孫に囲まれてパートナーと余生を過ごす

楽しい日々であるという認識にある。

 

その背景にあるのは

私の曾祖母の存在がある。

もう亡くなっているが、大正時代に生まれて

戦争中は太平洋から飛んでくる米爆撃機を見るたびに

憎しみが湧いてきたという。

それでも人々と共に、国と共に懸命に時代を駆け登ってきた。

その曾祖母というのは5人の子宝に恵まれた。

 

我々平成時代の20代なら共感してくれるだろうが、自分たちの曾祖父母というのは

非常に謙虚で滅多なことでは怒らずに腰が低い。しかし礼儀・作法に関しては厳しい。

 

人格的にも尊敬する人たちが多かった印象だ。

話は逸れたが、私の老後というのは「楽しい」認識は変わらない。

 

対するMBSニュース「80歳夫婦の山里日記」で登場する

老夫婦は数世帯の集落で田畑、牛を育てて昔ながらの生活を営んでいる。

その中で80代の男性がこのように言った。

「仕事が趣味みたいなもの」だと。

そして畑仕事の後の夕食時に

温めた熱燗を大層旨そうに呑み

「この一杯のために1日頑張ることができる」と満面の笑みで言うのである。

 

そしてもう一人尊敬する老人がいる。

それは87歳デイトレーダーの藤本茂さんである。

この方も現役で数画面のモニターの前で毎日デイトレードを行って

お金を稼いでいる。

彼曰く「頭を使って考えることでボケることが無い。」だと。

 

「楽しみが何もない」というのは老人だけが発する言葉ではない。

若者でも言う人は言う。

 

考えるに、自分が何かを生み出していない人、もしくは生み出すことが物理的に

できない人は「楽しみがない」状態に陥るのではないか。

 

田畑仕事で汗を流す80代老夫婦は作物・畜産を生み出している。

そのために日々すべきことを自ら決めて毎日働いている。

 

デイトレードで稼ぐ藤本さんは億単位のお金を動かして

市場の流動性を生み出している。そして稼いでいる。

 

1次産業とトレードの二刀流が老後までに備えるべきスキルだと考えている。

一次産業を通して体を動かし健康を手に入れる。

トレードを通して情報を常に取り込み、感情の起伏を日々体感して、頭を使うこと。

 

だから今20代の勤め人は早々にこの2つのスキルを身に付けるべく行動するべきである。

私も20代だからこの2つのスキルを手に入れるべく日々着実に前進している。

私の目標は40代前半には海と山に囲まれた農村に暮らして山林と田畑を購入することだ。

そして狩猟免許も取るつもりだ。今は勤め人にコミットして株式投資も中長期しかできていないが、経済的ゆとりが生まれれば朝から短期トレードもできるようになる。それまでは贅沢を極力控えて種銭・資産を作っていくことに注力する。

あと転職もしてみたい。どうせ勤め人をやめるのならば一回くらい勤め人が稼げる最高額を

稼いでみたい。2000万円以上稼ぐ営業マンもいる。とにかく勤め人としての自分を

試してからでも遅くはない。

 

老後に希望を持って人生を歩もう。