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Veggie Therapy

マクロ大好き!カナダ、ホリスティック栄養士のベジ日記です♪
グルテンフリー(小麦粉なし)、ビーガン(肉、魚、乳製品、卵なし)の料理を主に作ってます(^^)/
グルテンフリー・ビーガンの料理教室も随時、好評開催中!

先週末、カルガリーのローフードのお店で開催されている、『発酵』教室に行ってきました。


私がたびたびお邪魔しているお店で、色々な教室を開催されています。

ローチョコや発酵、薬効のあるキノコに関するクラスなど、その時々によって多彩で楽しそうなクラスです(^-^)/


その中で、私がずっと気になっていたのが『発酵』のクラス。

私も色々な発酵食を作りますが、クラスのメニューにあったのが私が知らないものばかりだったので、是非習ってみたい!と思ったわけです。


ーサワークラウト

ー発酵ケチャップ

ー発酵タバスコソース

ー乳製品を使わない発酵チーズ

ーピクルス(発酵させたもの)


などなど。



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手前の瓶が、タバスコソース。ハバネロを使ってあるので、メチャクチャ辛~い(><;) しかしながら、発酵させてあるので深みのある辛さだと思いました。


その向こうのボウルに入っているのが、乳製品を使わないチーズ。

私が作るチーズソースと材料がほとんど一緒で、味もほとんどそんな感じ。カシューナッツを使ってあるのでとってもクリーミー♪


その向こうがケチャップ。

発酵前と発酵後のケチャップの味見をしました。発酵後のほうが、味がとてもまろやかで深くなってました!



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実際に作ってみたのはサワークラウト。


かなり簡単な単純な工程。皆でキャベツを切ってるところです。



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皆で切ったお野菜を発酵用の壺に入れているところ。



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キャベツの葉で最後にふたをして、このあと重しを乗せたら完成!ヾ(@°▽°@)ノ


4週間から6週間で出来上がるそう。コレができたら私たちがいただけるそう。とっても楽しみです。


うちのハナ、サワークラウトがとても好きでよく食べます。

オーガニック店でも、火を通すことで殺菌してあるサワークラウトばかりで、なかなか生の、伝統的なサワークラウトを見つけることができません。

殺菌してしまうと、どうしても菌が死んでしまって、食べる意味がありません。


このお店には、善玉菌を増やしてくれる菌が生きている、手作りのサワークラウトが売ってますが、一瓶22ドル(日本円で2000円くらい)。高いです。

ので、これからは自分で作れるので嬉しい~(`∀´)

このお店、質のいい調味料やナッツ、乾燥キノコ類が置いてあります。

カルガリーに来た際には寄ってみて☆


不思議なハーブ類も色々あって、親しみ易い店員さんたちとお話するのもまた楽しいです('-^*)/


The light cellar

http://thelightcellar.ca/




日本で整体師の方に操体法を教わったときのこと。

面白いことを学びました。


それは、温めること。


「え、アサコさん。ホリスティック栄養士とか言ってるくせに、温めることの大切さも知らないの?」∑(゚Д゚)


とお思いのかた。


知っております。ハイ。



ただそれは、食べ物の陰と陽の範囲。そして、どなたでもご存知な、お腹を温めるとか、靴下を履くとかその程度。



坂田さん(奇跡の整体師さん)いわく、


風邪を引いた子供や調子の悪い子供(大人も)は、臓器が冷えている可能性がある。

特に、肝臓を直接温めてあげると、熱がスッと引いたりする。


ということ。


私は日本ではビワの葉温灸をしたり、ビワの葉を臓器に直接つけて、それを上から湯たんぽで温めたりしています。


特に肝臓付近はとても気持ちがいい!5分もせずに熟睡してしまいます。



そしてそして、

うちでは冬は必須のアイテム、湯たんぽ。先日まで大人サイズのものが一つしかなく、子供たちと奪い合いでした(^▽^;)


とうとう先日見つけちゃいました~♪


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子供サイズの湯たんぽ☆


カワイイでしょ(`∀´)



うちの子供たちには、夜寝るときにコレを持たせます。3分もせずに熟睡します。すごいです。



うちは築100年以上経つ家。マイナス20度以下になると、隙間風がむちゃくちゃ寒い。。。(当たり前だ。w)

もちろんセントラルヒーティングシステムですが、環境を考えるとそんなに高温にするわけにもいかず。

つまり、うちの中は結構寒いんです。


日本でも節電やエコが言われていますよね?


だったら湯たんぽで決まりでしょう!


特に免疫力がものをいう冬。臓器を湯たんぽで温めると違ってくるかも。


風邪を引いたり、熱が出やすかったりするお子さんがいらっしゃるなら、湯たんぽで肝臓を温めてみては?


肝臓は右胸の下あたりからわき腹にかけて、広範囲にある臓器です。

その辺を温めてみましょう!


くれぐれも、やけどをするような温度にはしないように!


子供さんが

「お母さん、コレ気持ちいい」(*^o^*)


というくらいの温度がベストです。


子供は風の子といいますが、それは臓器が十分温かく機能している場合の話。


食べ物で内側から温めたり、湯たんぽを使ったりして、冬は臓器を冷やさないように工夫しましょうね!('-^*)/



今日は日本では見慣れない、スクウォッシュを使った料理を紹介(^-^)/


カルガリーで手に入るスクウォッシュは、カボチャ、バターナッツ、エイコーンと色々あります。



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今日の注目はこのスクウォッシュ。スパゲッティスクウォッシュです。

これは、カボチャの次に、私が一番使うスクウォッシュ。お気に入りです♪


なぜスパゲティスクウォッシュという名前なのか。


それは、中身がスパゲティみたいだから。って言っても想像つきませんよね(^▽^;)


では画像で。



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二つに割った状態で180度に熱したオーブンへ。



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40分ほど経つと、柔らかくなります。


そしてここからが楽しい作業♪



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中身をフォークでかき出します。


分かりますか?スパゲティみたいに筋ばったものがたくさん~!




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小さなスクウォッシュでも結構たくさん中身がとれます。




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さっと茹でた青菜と和え、塩少々、梅酢とお醤油も少々まわしかけてさらに混ぜれば、あっという間に完成~!

私のお気に入りの副菜ですっ。さっぱりしていて大好きな一品。

スクウォッシュのシャキシャキ感と風味がたまりませんヘ(゚∀゚*)ノ


すりゴマをかけるのを忘れずにね('-^*)/



カナダで、スパゲティスクウォッシュを使ったレシピを見てみると、このスクウォッシュをスパゲティに見立てたレシピばかり。

トマトソースだったり、クリームソースと和えたり。それからお野菜と混ぜて、ベシャメルソースをかけ、チーズをかけてオーブンで焼くレシピもポピュラー。


それもいいかもしれませんが、さっぱりと和風にいただくのが私は好きかな。


カロリーも低く、冬に免疫力を上げてくれるビタミンやファイトケミカルも豊富に含まれています。


子供さんからお年寄り、妊婦さんにもお勧めの一品でした(^-^)/



間が空いてしまって申し訳ない(-。-;)


前回の続きです。


現代の小麦粉と、古代からある穀物粉。どちらがいいんでしょうね~


私のブログを読んでくださっている方ならもう正解はお解りのはずっ。


それは古代粉です。



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今年の夏、こんな本を読みました。ベストセラーになったこの本。

これに小麦の害について事細かに記してあります。しかも面白いっ


このドクターによると、私が使うエマー粉は1万年前から存在しており、28の染色体を持つ。グルテン含有量は非常に低く、とても消化しやすい。そして、栄養価としても、現在ある全粒粉に比べると、たんぱく質を28%も多く含む。


ということ。


現在北アメリカにある全粒粉や小麦粉は、染色体は約94。より収穫量を多く、グルテンを多くなど、品種改良を重ねた結果、こうなったというわけ。より消化しにくく、より複雑な分子構造になっているようです。

このドクターは、遺伝子組み換えばかり議論されているけれど、品種改良も規制していくべき、ということを言っています。


どんどん品種改良を重ねていった結果、今ある小麦粉の分子の中の95%は正体が分かっているけれど、あとの5%は何でできているか分からないそう(ノ゚ο゚)ノ なんじゃそりゃっ


そして、現在ある小麦粉がいかに中毒性があるか、精神にどれだけ影響するか(精神病との関係)、また他の病気(糖尿病やすい臓)との関係、そして肥満といかに密接に関係しているか、とても興味深く書いてあります。


知ってました?


全粒粉のパン2枚食べると、白砂糖大さじ2杯食べるよりも血糖値を上げるってこと。

パンの中では、私の知る限りでは、バゲットが一番血糖値の敵。フランスの方は本当に強~いすい臓を持ってらっしゃるんでしょうね。

すい臓が元々強くない私が毎日バゲット食べ続けたら、きっと糖尿になります。


つまり、全粒粉ということで安心して食べている方がいたら、それは間違い。日本人であれば、まだ白ご飯のほうがいいでしょうね。

サワー種で作ったライ麦粉90%とか100%のパンならいいとは思います。


エマー粉は、全粒粉に比べて味が深い。香ばしくて、とても美味しい粉です。私は大好き!お焼きとかにすると味がすぐ分かりますよね。



北アメリカに住んでいる方だったら、古代粉は手に入りやすいはず。エマー粉は難しくても、スペルト粉やカムット粉を使いましょう。


そして難しいかもしれませんが、グルテンを含む粉の常食はやめましょう。住んでいらっしゃる地域によってはとても難しいかもしれませんが。例えば、香川県とか。釜玉うどん、美味しいですもんね~( ̄▽+ ̄*)

そのお気持ち分かります!

しかしながらもし、体重を減らしたいという方がいらっしゃったら、小麦製品の常食はやめる、これは必須です。


「どうしてもうどんはやめられねぇ」(  ̄っ ̄)


という方、多いのでは?


ではパンをやめてみましょう。茹でたうどんよりも、焼きしめたパンのほうが消化に悪く、腸に負担がかかりますから。



私は食事の変化がすぐに精神面に現れます。海外に住んでるくせに、パンはほとんど食べません。


日本に住む方だったら、アメリカ産の小麦粉は買わないようにしましょう。どんな品種改良が行われているかわからないし、アメリカ人のような肥満体系になりたくないでしょう?あれは、正体不明の小麦のなせる業なのです!


日本には各地に地粉がありますよね。

多少の品種改良はされているかもしれませんが、それが日本では一番いい選択かと思います。

各地の地粉、味や性質が微妙に違って、食べ比べるのも面白いかもね☆



粉の話をしていたら、久~しぶり(3年ぶりくらい)にパンでも作りたくなりました(^^)

この間、酒かすを手に入れたので、それで酵母を起こしてみます。ゆっくり、じっくり、これがパン作りの醍醐味だと思うのです('-^*)/







聖書には、パンが出てくるくだりがいくつかありますよね。


 その時代のパンは、この粉で作られていました(ノ゚ο゚)ノ
この粉、全粒粉に見えます?
残念!全粒粉ではありませーん。これは、古代粉の中でも古い、エマー粉(Emmer flour)といいます。この穀物、分かっているだけで1万年前から存在します。

現在は、ヨーロッパでは南フランスの一部、北イタリアの一部で栽培がされているそう。カナダのブリティッシュコロンビア州でも、栽培が始まりました。

これはこの夏、ブリティッシュコロンビア州に滞在したときに購入したもの。普通のオーガニック店などには売っていません。うちではグルテンを含む粉を使うことはめったにないので、全然減らない。。。粒のままで買ってくればよかった。。。来年はそうしよっと☆

品種改良を繰り返してある現在の小麦粉と、こういった古代粉、どちらが体に優しいんでしょうかね?

想像はつくと思いますが、正解は明日、くわしく☆

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 6日前に作った塩麹。早く発酵しないかな~♪