アイコンタクトパワー❣️ | 名古屋フィジカル・フィットネス・センター 粋々健幸ライフ

名古屋フィジカル・フィットネス・センター 粋々健幸ライフ

見た目が格好良くて、遊び心を知っている人、それが粋な人です。肉体も心も健全で、その健康を手段に、自分流の素敵な人生を楽しむ。ご購読の皆さんと一緒に健康で幸せな人生をつくる「健幸ライフの創生の場」となりますことを願っています。


前日のNHK「ためしてガッテン!」の放送は、アイコンタクトパワーが認知症患者さんを劇的に回復させるという内容のものでした。

コミュニケーションの原則としてアイコンタクトの重要性は昔から言われてきていますが、今そのパワーが認知症の改善に大きく貢献している、というわけです。


このスキルは、「ユマニチュード」と呼ばれるケア技法で、フランス人のイヴ・ジネスト氏が1979年に開発したものです。

日本への導入は2012年ですので、未だ6年ほどですね。

ユマニチュードの詳細の説明はまた改めてするとして、今回は簡単にご紹介しますと、基本は下記の4つの動作になります。
①見る ②話す ③触れる ④立つ

この最初の「見る」、これがアイコンタクトパワーにつながるわけです。

放送の中で面白い実験が行われました。

未だ0歳児の赤ちゃんが、二つの全く同じ人形を目の前に出された時に、その人形を差し出した人が、片方の人形をかわいい!という目線を送ると、赤ちゃんたちは、そちらの人形をつかまえようとするんですね!

その逆に、この人形は嫌い!という目線を送ると、その目線を赤ちゃんは察して、反対の人形をとります。

ちなみに、人間の目は、白目と黒目がありますね。動物は、白目がないです。

人間は未だ原始人だった頃、他の野生動物たちよりも足は遅く、力も弱かった。その中で獲物を捕らえるために、仲間とともに、相手に気づかれないように目線を送って、獲物を捕らえたわけです。

その目線を送ると時に、白目と黒目がはっきり分かれていた方がわかりやすい、ということで、人間の目は白目、黒目がはっきり分かれた、という説らしいのです。

目は口ほどにものを言う、とも言います。

目力は言葉よりも強烈なことがままありますね!

未だ0歳児の赤ちゃんですら、相手の目線を察するわけですね!

これは、自分の命を守ってくれる母親とのコミュニケーションの中で、それこそ言葉が未だ使えない赤ちゃんにとっては、アイコンタクトは非常に重要なコミュニケーションツールになります。

今回の放送は、このアイコンタクトパワーがケア技法に大変有効であることを伝える内容でしたが、私はこの赤ちゃんたちの実験に大変興味を持ちました。

赤ちゃんたちは、未発達の段階で、脳も体もこれから成長していくわけです。

認知症の方は、この赤ちゃんとは逆に、完成された段階から徐々に衰えていく過程にあるわけです。

未発達の脳である赤ちゃんと、脳の力が衰えていく高齢の方の脳を一緒にはできませんが、60歳を迎えると還暦と言われて、赤ちゃんに戻るともいうわけですが、赤ちゃんも認知症の方も、十分に機能できない脳という点で似通ったところがあると仮定して、ならば、認知症にこのアイコンタクトパワーが効果的なら、発達の途中段階の子供達にもこのアイコンタクトはとても有効ではないかなと思ったわけです。

そこで、今日の幼少体育教室で、このアイコンタクトパワーをつかってみたのです!

果たしてその結果は?

ためしてガッテンでは、劇的な効果をもたらしている様子をビデオで流していましたが、私のクラスではどうだったか。。。

年少の子供達にまず使ってみたのです。

やったことは、とにかく、目線を合わせる、ということです。

先生の目をよく見て!と子供に話しかけながら、顔はかなり近くまで寄ります。

これはユマニチュードのやり方です。

すると、いつも泣きやまない子が、とりあえずは泣き止んだのです。また、目線が離れると泣き出すのですが、でも落ち着き方はいつもよりも早かったような気がします。

また年中の怒られた子供に、同様に目線をしっかり合わせて、その怒られた理由をきっちり話すとこちらの話を聞き入れようとします。

子供達とのコミュニケーションの原則に目線を合わせて、ということは我々子供を対象とする体育トレーナーであれば誰もが分かっている合言葉のようなものだったわけですが、しかし、今日ほど子供達にの顔に寄って、しかも先生の目をよく見てと促しながら話をしたのは、私は初めてのことです!

このユマニチュードも劇的な改善もたらすことから、「魔法?奇跡?」ともいわれるわけですが、いや、そうではなくて、「技術である」と説いています。

子供達とのアイコンタクト、これはかなりの効果をもたらす技術です。

ユマニチュードの意味は「人間らしさ」です。相手が子供であろうと、認知症の方であろうと、一人の人として尊重し、両者の絆を大事にする姿勢は、今の時代、とてもとても大切なことです。

ユマニチュード、みなさんも一度関連書物を手にしてみてください。

子育てにもとっても参考になることをたくさん見つけることができると思います。