球審:秋村 6.0
一塁:原 6.0
二塁:木内 6.0
三塁:市川 6.0
秋村/内外角をしっかり見極め、終始安定していた。
市川/5回裏1死2・3塁の場面でオスナが三塁ゴロ。三塁走者の村上が挟殺プレーでアウトをコールしたが、高津監督がリクエスト。最後は捕手の大城が村上にタッチしにいったが、空タッチではないかというもの。映像を見る限り、タッチしていないようにも見えたが判定はアウトのまま。この場合、タッチしていなかったとしても、市川がアウトをコールした時点でプレーが止まって村上もベンチに戻っていたため、セーフ(得点を認める)というのはあり得ないわけで、それではなんのためのリプレー検証なのかという問題になる。その点は高津監督も理解した上のリクエストだったのかもしれないが、リプレー検証の矛盾点が表出した事例となった。
木内/上記プレーで責任審判として、あらためてアウトをコール。建前としては「判定をくつがえすだけの映像がなかった」ということになるのかもしれないが、それでは明らかに空タッチだった場合はどのように処理するのかというモヤモヤした疑問は残る。結局のところ、「審判の判定が絶対」という野球の原則を曲げるとこういった不可解なことが起きるということだろう。