200%アイドル田山せかい:定期公演vol.8〜せかい生誕祭 | 可愛いは正義

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1回めから皆勤賞のQ-pitch定期公演、とうとうVol.8までやってまいりました! こうなったら、「定期公演」という名前の付く公演が無くなるまで付き合い続けたい、そんな気分です。前回のVol.7(榎本あやせ、菅谷あかね合同生誕)に引き続き、今回も田山せかいの生誕を兼ねた定期公演となりました。せかいの実際の誕生日の前日に渋谷TSUTAYA O-nestで開催され、これでせかいは20歳となりました。ようやくオトナの仲間入り。せかい、お誕生日、そして成人おめでとう!
 
大物ゲストはトラブル対応も大物
 
毎回ゲストアイドルを呼ぶQ-pitchの定期公演ですが、今回のゲストはShine Fine Movement。またも、この世界では大物級のゲストです。日本コロムビアからメジャーデビューしているグループで、メンバーの橘莉子はサキドルエースなどでグラドルとしても活躍する名の通ったアイドル。この橘莉子を含む橘3姉妹が在籍しているグループということでも知られているグループです。僕自身は、今年のTIFのメインステージ争奪戦で健闘した姿が強く印象に残ってました。
 
しかし今回のステージでは、度重なる音響トラブルに遭い、ちょっと可愛そうなことになってしまいました。その結果、時間が押して、用意した2~3曲を諦めざるを得ないということに。トラブルが起こるたびに、間を持たせるためのMCでせかいの生誕に触れてくれて、8pitch(Q-pitchファン)としては申し訳ない気持ちでいっぱいでした。それでも明るく素早くトラブルに対応したSFMメンバーには、ひときわ高い称賛の拍手を送らせてもらいました。
 
涙溢れる母への手紙
 
ゲスト公演のあとは、せかいのソロステージでした。最初の曲はNMB48の『ジッパー』。可愛くてちょっとセクシーな「オトナせかい」のための選曲。途中でジッパーを下ろす衣装の早替え演出もあり、フロアからはヒューヒューという声が。
 
陽気なセクションから一転、今度はせかいがお母さんに向けた手紙を朗読。20歳に無事なったことへの感謝とともに、己の身勝手を切々と母に詫び続けるせかい。これには参りました。聞いているうちにいつしか自分の娘に思いが及び、「結婚式でこんな手紙読まれたらアウトだな……」などと想像していたら、涙が止まらなくなってしまいました。
 
MCのあとは、手紙の内容をそのまま曲にしたようなYU-Aの『ごめんね、ママ』。これはもう卑怯としか言いようがありません。メンバーの伊藤りせがピアノで伴奏をしてくれたのですが、多少の設定トラブルはあったものの、その美しい調べはせかいの訥々とした歌声に見事に調和していました。
 
りせ、そういうところだぞ
 
余韻を残したまま曲が終了し、感動した観客からの割れんばかりの拍手にせかいがお礼をし、それに合わせてりせも頭を下げた時に事件が起きました。
マイクを通して「ゴン!」という音が会場に響きわたったんです。
 
……ゴン?
 
りせがお辞儀をした瞬間に、頭をピアノに思い切りぶつけていました。
 
この時ほどに、会場の温度と雰囲気が瞬時に変わったケースを僕は知りません。感動に浸っていた僕は、大袈裟ではなく、足元から崩れ落ちました。フロアからも、「りせ、そういうところだぞ」と的確な指摘が入ります。本人よりも申し訳なさそうにしていたのがりせのオタクだったのが笑えました。今日のせかい生誕は、全部りせが持っていった感じです。そう、これがQ-pitch。
 
毎回更新する楽しさ
 
笑いの渦が収まらないうちに、ステージは全員出演のターンに入りました。セトリは以下の通り。
 
内気ハイテンション
しゃらら
何かしよう
OWN
つぶやいた
Today
MC(もっとすがちゃん)
Just say No.1
しゃらら
ハッピーエンドは夢じゃない
 
いつもと変わらぬ沸き具合でした。今回も最前で見させてもらいましたが、推しのあやせとにらめっこをしたり、槙田あや(あやりん)にあおられたり、まあしかし楽しいこと。MC「もっとすがちゃん」では、だいぶ慣れてきたあかねちゃんがいい味を出し始め、(苦笑ではなく)自然に笑いを取れるようになってきたことは、グループとしても良いことでしょう。しゃららの2回まわしなど、セトリを決める側も8pitchのツボがよくわかってきた証拠かと思います。
 
せかいをほめ殺し
 
特典会では、生誕のせかいと推しのあやせの2人とチェキを撮りました。今回は生誕ということもありましたが、2ndワンマン以降、なぜか僕はせかいを褒めちぎり続けています。「せかいこそアイドルの中のアイドル」「段違いのレベルのアイドル」「最高に可愛い」……ちょっと褒め過ぎかもしれませんが、正直、せかいを評するこれが僕の今の気持ちなんです。前にも書きましたが、ここまでアイドルらしいアイドルは、最近珍しいんじゃないかと思っています。そして褒められたら、「のじーは見る目あるねぇ」と褒め返すせかいもやっぱりアイドル(笑)。
 

 
あやせは、生誕の時にプレゼントしたものを身に付けてきてくれました。この前あったよしもと∞劇場のバラエティ番組生収録の時に、感想を聞くのをすっかり忘れていたんです。あやせ本人から「付けてきた!」と教えてもらいました。僕が思った以上にぴったりマッチしていて、想像以上に似合っていたのが嬉しかった。本人も大変喜んでくれ、レッスンの時のエピソードなども聞かせてくれたので、大いにハッピーな気持ちになれました。こうした推しの心遣いは、本当にありがたいものです。
 

 
次の展開はよ
 
特にメンバーや運営に言ったり聞いたりしたことはありませんが、実はQ-pitchの次の展開が気になって仕方ありません。ワンマンを終えたばかりなので「性急だ」というご意見もあるでしょうが、アイドルは「ドッグイヤー」で生きています。良い意味での「重大発表」はアイドルにストーリーをもたらしてくれます。パフォーマンス力の高いQ-pitchだからこそ、根っこにストーリーがあれば間違いなく最強のアイドルになれる。そしてたぶん、ストーリーは実際にあるんだと思います。どんなアイドルにもストーリーはありますから。あとはそれをどう表現するかなんだと思います。