常に過去最高を更新!大阪☆春夏秋冬、初定期公演 | 可愛いは正義

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前回、大阪☆春夏秋冬(しゅかしゅん)を見たのは3月4日のO-EASTフリーライブだったので、僕にとっては実に1カ月と9日ぶりのしゅかしゅんでした。彼女たちにこんなに長期間会わなかったのは初めてじゃないでしょうか?
 
初の定期公演開催
 
意外と言えば意外なのですが、しゅかしゅんがようやく定期公演を始めました。世の中の数多のアイドルグループが規模に関わらず定期公演を開催しているのに対し、しゅかしゅんの規模で定期がなかったのは驚きとしか言いようがありません。
 
第1回定期は4月13日の金曜日、場所は渋谷道玄坂途中のマウントレーニアホール。立派な座席のあるキャパシティ318人の実にキレイなホールでした。
 
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公式ツイッターからお借りしました
愛すべきaKindたち
 
僕の席は2列目の若干下手寄り中央と、かなり良席だったのですが、知り合いのaKind(しゅかしゅんファン)も前後左右に散見され、なんだかんだ言っても皆良席が多くて良かった。久々に会えた知り合いだらけのアットホームなライブとなりました。
 
ここ最近は、aKindの知り合いもグッと増え、真面目で熱くて人柄の良い人の多いこの集まりがすっかり気に入ってしまい、僕にとっては現場に行くもう一つのモチベーションになっています。
 
突然DDの勧め
 
今回は、ほかにもちょっとした楽しみもあったりして、なかなかワクワクできる現場になってきました。人と人のつながりは特にアイドルオタクの世界では面白いほどに広がり、あそこで知り合った人に今度はこちらで出会うというような楽しみも出てきます。
 
特定のアイドルのファンになりその界隈で楽しむのも一つの手ですが、長くやってるといろいろ面倒なことも出てくるものです。そんな時はいっそDD(誰でも大好き)になってしまえば、また新たな出会いとつながりでリフレッシュできます。そんな意味でも僕はDDを推してます(笑)。
 
これぞしゅかしゅん曲
 
脱線しました。今回、定期公演の第1回目は、6月にファーストアルバムの発売が予定されている中での開催となりました。定期では、そのうちの新曲1曲が披露されることが予告されていました。その新曲、メンバーがあまりに「良い」とつぶやくものだから、どんどんハードル上がってるんですが、本当に大丈夫ですか?(笑)
 
実際に新曲を聴いた感想を一言書いておきます。タイトルは「Rock Show」。陽性のロックナンバーで、まさに「これがしゅかしゅん」という仕上がりでした。新曲はたいてい何度か聴かないと咀嚼できなかったりするんですが、この曲は3回聴いて脳内リピート確定しました。そのくらい親しみやすいメロディラインでした。
 
言い方は悪いのですが、ぶっちゃけ、しゅかしゅんはこのくらいダサい方がいいと思います。あまりにスタイリッシュなのや先端過ぎるのは彼女らに似合わない。多少古臭く微妙にステレオタイプで大げさで鼻につくくらいが大阪ロックっぽくていい(すみません、大阪のロックファンの方で「ちゃうやろ!」って突っ込む人もいると思いますがw)。
 
楽しさを優先
 
ダンスも良かった。本人たちは凄くハイレベルなポテンシャルを持ちながら、あえて一見簡単そうに見える振り付けでステージ映えを優先させるところなんかは、見る側の気持ちをよく分かっている証拠です。まるで歌舞伎の「大見得」のような振り付けがあったり、寸劇のような楽しい一コマがあったり。この曲では「美しい」とか「カッコいい」よりも「楽しい」「しゅかしゅんらしい」ところを優先させたように思います。
 
凄まじいオープニングダンス
 
その代りというわけじゃありませんが、オープニングのダンスがもの凄かった。本領発揮と言っていいのでしょう。しゅかしゅんのハイパフォーマンスは、舞奈のボーカルもさることながら、メンバーのダンスレベルの高さに起因すると言って良いと思います。
 
それは、もともと全員の出身がダンススクールという理由もありますし、わざわざワントップのリードボーカル制を採った意味もそこにあると考えています。すなわち、メンバーのダンスを究極まで研ぎ澄ませる意図があるのだと。
 
小川兄弟が才能を炸裂
 
ここ最近、ワンマンの際にはオープニングでそういうハイレベルなダンスを見せるのが恒例となりつつあります。しゅかしゅんはこの定期公演において、その方向性をよりハッキリ打ち出してきたように思います。
 
そして何より特筆すべきは、このオープニングダンスは、リードボーカル舞奈の弟くんが振付けたということ。天才兄弟のコラボが実現した瞬間を幸いにも目にすることができたわけです。いずれ、弟くんとのコラボや、東京ゲゲゲイなどのダンスパフォーマンスユニットとの本格的ダンスバトルを期待しています。
 
1カ月で準備してきたもの
 
本編も実に鮮やかな出来でした。1カ月見ないうちにさらに動きのキレを高めて来ました。オープニングで出てきた瞬間、「絞った!」と瞬時に思わせる見事な体形。この1カ月間、どれだけのトレーニングを積んで来たのでしょう。
 
そしてその成果はダンスだけではなく、歌声にも現れていました。バラードでもロックでも、いつもよりメンバーの声が良く聞こえた気がしました。マイクバランスのせいかもしれませんが、実にキレイなハーモニーがハッキリと聴こえ、きっと練習の成果なんだなと勝手に想像していました。
 
愚直でいい
 
今回、すべてを観終わって、メンバーや運営がまさに有言実行の人たちであることに感心しました。「やる」と言ったらやる。小さなことでも大きなことでも、約束したことはきちんと成し遂げる。いまどき珍しくバカ正直に一つひとつ実績を積み上げて夢へのステップを刻んでいくグループです。
 
でも、今だからこそ、こうした仕事に対するスタンスが大切なんだろうという気もします。いつも恵園やメンバーが言う「丁寧さ」というのがそれです。舞奈がいつも自分に言い聞かせるようにつぶやく「一歩一歩」という言葉がそれなんだろうなと思います。
 
ダメな大人へのメッセージ
 
ともすれば「ラッキー」とか「一攫千金」を狙い、楽して儲けようとしか考えない大人たちに対して、この子たちのこのスタンスは大人たちへの戒めに思えます。そういう意味で、aKindに真面目な人間が多いのも実に納得できます。ファンは推しに似ますからね。
 
焦らず一歩一歩進む意味を今こそしゅかしゅんとともに見直してみたいと思います。