RECOJO 1周年からの再始動(前編) | 可愛いは正義

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無理のない範囲でお付き合いください(笑)。
 
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いろいろありました。
僕の周りでは、卒業や、活動休止、突然のアカウント消失などなど……。信じられないほど多くのアイドルが、自分の意思にかかわらずアイドルできない状況に追いやられてます。その一方で、活動再開、戻ってくる者、新メンバー加入など、新たなスタートを切るアイドルさんも次々と現れています。この状況がこの世界にとって健全なのか不幸なのか、僕にはよく分かりません。「それでも地球は回ってる」としか言いようがないのです。
 
突然の活動休止宣言
 
RECOJOは、この9月に1カ月間の活動休止を宣言しました。あくまで有期の活動休止であり、再始動の日も1周年記念ライブのその日(11/3)と事前に決められていたので、それほど気に病む必要はない、当初はそんなふうに感じていました。なので、ファン(レコジェンヌ)としては、ただひたすら待つだけ。10月は、そんな自分にとっては長く感じる秋の月となりました。
 
1カ月という期間の意味するところ
 
正直なところ、僕自身はその話を聞いて、これがRECOJOにとって大層な痛手になるだろうと予想しました。8カ月連続でクオリティの高いMVと新曲を発表し、夏にはTIFに初出場、その後初めて対バンに出演して、集客も徐々に増えてきたところです。そんな、本来なら「ここで伸びないでいつ伸びる」というタイミングに、ライブアイドルとしては異例の1カ月間の活動休止。
 
ライブアイドルにとって1カ月は大変長い期間です。週末だけでも数回のステージをこなし、1週間に10公演近くを回すアイドルは少なくありません。そんなライブアイドルにとって1カ月の休演は、「不可逆的なダメージ」を意味すると言っても言い過ぎじゃないでしょう。僕はRECOJOに与えるそんなダメージを恐れました。レコジェンヌの間でも、僕も含めて最初は軽く考える者が多かったのですが、時間が経つに従い悲観的な意見が浮上してきました。
 
美桜の卒業
 
休止期間になって早々、メンバーの1人である美桜ちゃんのツイートがぱったりと途絶えます。こうなるともう悪い予感しかありません。もう1人のメンバーの真乃愛ちゃんが、それをカバーしようと盛んにツイートするのですが、むしろレコジェンヌの心配は深くなるばかりです。
 
そしてみんなの懸念は当たります。周年記念イベントがだいぶ近づいたある日、ツイッターで桜井美桜の卒業が発表されたのです。卒業公演は無し。同時に、周年イベントから新人2人を加えるとのこと。本当に急展開です。
 
友人である美桜推しのレコジェンヌさんは、当然のごとく怒り狂います。僕も、ここ最近何度も味わっている空虚な感覚、補いようのない大きな穴が胸に開く感覚をまたも味わいました。過去何度かブログでも書いていますが、「推しの卒業、脱退は現実の死別より悪い」と思っています。アイドルの場合、その子が生きているにもかかわらず、原則的にもう会うことはかなわなくなるからです。理由もたいていは理不尽で、死ほどに納得いくものではないからそう言いいました(すみません。死に対して不敬に聞こえてはしまいますが)。
 
美桜との思い出
 
美桜ちゃんとはいろんな思い出がありました。その中でも、強く僕の印象に残っていたのは2件。1件は、初の対バン(@WWW)の物販の時に、とうてい「うすしお(彼女のキャッチフレーズ)」とは思えないくらい情熱的に饒舌にアイドル論を語ってくれたこと。あれだけ多く彼女の口から言葉を聞いたのは後にも先にもあの時だけでした。もう1件は、代々木公園での公開練習の時に酔っ払いが絡んできて、彼女が彼に対して怒りを露わにした時です。今にも殴りかからんばかりの形相に、僕もビックリした覚えがあります。
 
「うすしお対応」と言い、いつも真乃愛を頼り、四六時中真乃愛を見つめ、ステージはただほほ笑むばかりで物静かに見える彼女でしたが、実は真乃愛以上の情熱家で、我の強い子だったのではないかと今では推測しています。むしろこうした美桜の強い意志は真乃愛に引き継がれ、今までその名前の通りに優しく「愛情の人」であった真乃愛に、1本強い芯を与えたのではないか、と勝手に解釈しています。
 
美桜のいないRECOJOなんて
 
僕は美桜個人というよりも、美桜と真乃愛の関係性が好きで、それが結局、自分の中では「RECOJO愛」につながっていったのではないかと思っていました。なので、真乃愛、美桜、いずれが欠けてもそれはRECOJOではないという意識が強くありました。それだけ、この2人には深くシンパシーを感じ、この2人とともにRECOJOは育ってきて、いずれはこの2人がいるRECOJOで東京ドームを埋め尽くすことしか想像していませんでした。
 
そのRECOJOの片翼である美桜の突然の卒業。これは下手をすると、RECOJOそのものの存亡にかかわる話になりかねません。しかし、そんな不安を払しょくしてくれたのが、毎日明るく前向きな話題を振りまく真乃愛の存在でした。先に書いたように、その明るさ・前向きさが、むしろレコジェンヌの不安を煽った部分もあります。ただ、彼女が無理してるのなんてツイートから丸見え。それでも、それでも、毎日、毎日、真乃愛はツイートし続け、独りだけど楽しげな写真を上げてくれました。それがどれだけキツいことだろうと想像すると、今でも自然に涙が溢れます。それこそが真乃愛の美桜に対する愛だったのだと思うから。
 
真乃愛と言うRECOJO
 
でもきっと、その真乃愛の努力はいま報われていますよね。いや、今じゃなくてもきっと将来には。彼女をただの優しい包容力のある20歳の女性から、1本、それこそぶっとくて真っ直ぐな杉の木のような芯を持ったオトナの女性に変えたのはこの1カ月間だったのではないでしょうか。そう考えると、真乃愛は美桜の意志を吸収して、2人の精神は一体になったのかもしれない。その意味で、真乃愛は彼女自身の力でRECOJOそのものに現世で転生したのかもしれない。そんな妄想が頭の中を行き来しています。
 
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あまりに美しい写真なので公式ツイッターからお借りしました
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すみません。終わらなくなっちゃった(苦笑)。
新メンバーの追加とライブの様子、その後は、別稿に書きますね。
なんかもう書きながら泣いてますwww