舞台でできるだけリラックスして弾くために | ピアノ講師の音楽日記

ピアノ講師の音楽日記

日々のレッスンや音楽のこと、何気ない日常のことなど綴ります。

舞台で緊張してしまって、いつも通り弾くことができない。

これはある意味、当たり前の事なのかもしれません。

でも、適切なトレーニングによって

「限りなくいつも通り」には近づけるかもしれない

実は自分自身もあがり症なので、本番に強いとは

言えません。ですので色々実践しています。

今日は、前日までにできることに絞って

少し書いてみたいと思います。

 

1自宅リハを毎日やる。

なるべく本番に近い状態を作って弾く

いつもは閉めているピアノの屋根をあけてみるとか

本番に近い音響環境を作る。家族にお客さんになってもらう。

 

2こまめに録音する

録音は嘘をつきません(笑)とてもシビアに現実を教えてくれるので

自分の癖がよくわかりますし、案外緊張するのでメンタルの

強化にはなるかなと思います。

 

3衣装と靴のチェック

体にフィットしすぎたドレスだと動きづらい時があります。

靴によってペダルの感覚も変わります。その辺りもしっかり

慣れておくと安心かと思います。

 

4徹底的に暗譜

怖いのは途中で落ちてしまうことです、、

急に真っ白になってしまう。多くの方が経験しているのではないでしょうか。

手の動きだけで暗譜できたと錯覚しないようにします。

ピアノを離れ、頭の中で音を全て鳴らすことができるか試します。

 

5できるだけよく寝て食べる

栄養、睡眠不足は、良い演奏に繋がらない上にネガティブな

精神状態を引き起こしてしまいます。

若いうちはまだいいかもしれませんが

私のような中年になると、、アウト!!