みなさま
あけましておめでとうございます!
本年も、オンライン、オフライン問わず、どうかよろしくお願い申し上げます。
2013年明けての自らの期するところは、人生におけるコンテンツの充実でした。執着してきたコンテキスト作り(生き方の筋)は一旦脇において、コンテンツ(やるべきこと)を太らせよう、という目論見です。
結果、12月のモチベーターの商標登録がコンテキストの見える化を果たしたので、期せずしてコンテンツを太らす方向に歩み出すこととなりました。
イメージしたことは形になると言いますが、その通りです。
思えば、教える立場にある人のモチベーションアップ、というのをライフワークに据えて生きていこう、と考え始めたのは、2004年の9月。とある県立高校の開校を翌年に控えたその日、縁あって設立準備室で開かれたキャリア教育に関するミーティングに招かれた私は、同夜偶然にも、まったくもって元気のない数学教諭と酒を酌み交わすことに。
情熱のかけらもない、夢も希望も持ち合わせていない、その教諭の酩酊していく姿。一方、教員になりたくても試験に通らず、一番なりたくなかった営業職に収まってしまい、それでもがむしゃらに突き進んで何かをつかみかけていた自分。
その時、私にできそうに思えたこと、それは、元気のない「先生」に「教える立場にある人の矜持と元気」を取り戻してもらうこと。確たる根拠も具体的なスキルもないものの、できそうな「思い」だけは何故かドッシリと心の中心に居座っていた気がする。
それから激動の10年。それまでの人生の中の、どの10年を切り取ってもないほどの心の成長を果たしたと思う。
そんな私に、大学院の同期生が、専門学校の先生方を対象にしたモチベーションアップのセミナー、という願ったり叶ったりの場をプレゼントしてくれた。2012年3月のことだ。これは大変なエポックだった。なにせ、「教える立場にある人のモチベーションアップ」そのものだったからだ。
そうして、2013年の、モチベーターの商標登録。登録にせき立てられたかのごとく、立て続けにベビーサイン講師のモチベーションアップ講座がスタートしたのは何とも象徴的。
とうとうドライブがかかったコンテンツ。さらにその「場」の拡充を果たせる2014年としたい。
今まで数多くの人に、教えと勇気とモチベーションを授かってきた。そうして得られた今日であるならば、今後、100倍、1000倍にして恩返ししていきたい。その恩返しそのものが、たとえ微力でも、世の中への貢献に繋がるものと、鮮やかにイメージできるから。
また、(株)アド・ベストにおいては、社内におけるモチベーターの役割をまっとうし、人生を良き方向に導いてくれたアド・ベストへの恩返しを続けていきたい。この気持ちは、去年の暮れから急激に高まりだした思いで、本業の充実とそこから生まれる顧客への貢献が、自らのミッションにおけるパフォーマンスを豊かにしてくれるものと信じます。
今こうして、端末の向こう側にいる皆さんと、今年もまた何らかのインタラクションを経て、ともどもに成長の喜びと幸せをシェアしあえれば、文字通り「幸い」に存じます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2014年元旦
野津 聡