マーケティングマインド旺盛な歯科 | MOTIVATION!人生楽しく前向きに。

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やる気発電所のモチベーター®、野津聡による元気の出る「気づ記」。「元気出せよ」なんていう励ましの言葉よりも、元気になった気づきのアウトプットの方が、人を元気にする力があると信じています。

日本の歯科医院の数がコンビニよりも多い、というたとえは良く耳にするが、余りにも過剰に存在する故に、マーケティングマインドをもった歯科が出てきて、競争優位に立とうとするのは当然の成り行きだろう。朧気にそんなことを思う一方、歯医者で良い思いをしたことは残念ながら、ほとんどなかった。

ところで私は年に一回、人間ドックを受けているが、ドックのメニューの中には歯科検診も入っている。そして毎度毎度、「歯石を落としてください」と冷たく言い放たれる。

そんなドックが来週に迫った先日、今年こそドック入りする前に、歯石を取り去って誉められよう、と思いつき、事務所の近くの歯科を検索してみた。

で、たまたまたどりついた「青山外苑東通り歯科クリニック」なるところに、メールをしたところ、1時間もしない内に、医師から直接メールの返信が来てビックリしてしまった。それも非常に親切丁寧な内容で二重にビックリ。

で、すぐに営業のアポの合間を縫ったお昼時に診察の依頼をかけたところ、即行で快諾され、とんとん拍子で診察台に。

まず驚いたのは、医師のにこやかな笑顔。マスクを下げて、普通に会話しているから余計に笑顔が際立つ。今までかかってきた歯科医師の顔を全く思い出せないのは、常時大きなマスクをしていたことと無縁ではなかろう。そんな意味で治療前に顔をきちんと見せて話してくれたことは好感が持てた。しかも語りが全然、上からでない。医者と話すと言うより、美容院のスタイリストと話す雰囲気に近い親近感が感じられた。

そして、次なる驚きは、ものすごい丁寧な取材(診察や問診というより取材)。過去に歯医者でどんな思いをしてきたかとか、どういう風に治療を受けたいかとか、忙しさや、保険をどこまで使うかとか、それはもう患者目線の質問確認のオンパレード。こうなると、医者と話していると言うより、ソニー生命のライフプランナーと話している感じに近いものがある。

私としては過去、歯石を取るのに上の歯で2回、下の歯で2回、都合4回通院してさんざんな目にあった記憶があり、多くても2回で終わりにしたい旨を伝えたところ、すぐに了解してくれ、レントゲン→第1回目の歯石落としとスムーズに進捗。治療自体は若い女性の方だったが、上手いのかどうかは判断できない(しょっちょうかかっていないだけに、ここはわからない)。

ただ、ここで驚いたのは、何度も口を閉じさせてくれること。ずっと開いていたのでは顎が疲れるだろうとの配慮のようで、ちょっと削っては「はい、お口を休めてください」と優しく対応してくれる。

で、次のアポは、ノートPCを持って診察台の脇で、空きのチャートを見せられ即決。とどめは、診察料。「え、こんな料金でいいんですか?」といいたくなるような、親切料金。

逐一ビックリなこの歯医者さん。口約通り2回でキッチリ歯石は落とせたが、2回で終わるのが残念にさえ思えるような、良い歯医者であった。

歯科医院過当競争の当世にあり、必然的に生まれたとも言えるこの歯科に今後の歯科業界を牽引していきそうな勢いを感じる。何せ歯医者に行くのを楽しみに待てる、というのはものすごいエポックなのだから。