MOTIVATION!人生楽しく前向きに。

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やる気発電所のモチベーター®、野津聡による元気の出る「気づ記」。「元気出せよ」なんていう励ましの言葉よりも、元気になった気づきのアウトプットの方が、人を元気にする力があると信じています。

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マンション管理組合の理事長を2年連続で拝命しているんだけれど、大規模修繕を控えて取った住民アンケートの中に、エレベーターの中が汚れている!との指摘が。


それは私も、うっすら感じていました。

ところで、考えてみれば大規模修繕は、足場を組んでなんぼの工事。

となると、エレベーターは単独で工事すれば良いこと。

 

ということで、エレベーターのメンテの会社に見積もりを取るが、なかなか立派な金額。メンテナンス会社以外に方法はないのか、調べてみれば、エレベーターのリフォーム専門工事の会社が存在していたんですね。いやあ、知らなかった。

 

エレベーターを動かすメカニックと、内装のインテリアは確かに別物なわけで、前者に問い合わせるより後者に頼んだ方が良いと判断。実際、提案も見本も潤沢な上に、お値段半額みたいなことで一気にエレベーターリフォームの会社に傾斜。

 

どうせやるなら、元に戻すような施工じゃなくて、グレードアップを目指そうということで、木目調にしてみました。

 

イイ感じになりました。

 

ご覧ください。劇的ビフォア&アフター。

 

見た目、あまりそう見えないけれど、

正真正銘、沢の鶴。

ブランド名はSHUSHU。


1合入りで、アルコール8.5度。

ビール換算したら、レギュラー缶1本で、

ややアルコール度数低め、といったところか。


まず、端的に、飲みやすい。


表参道からのロマンスカーには、ビジュアル的にもピッタリかも。そもそも同駅の売店では、シャルドネスパークリングとか、クラフト系のビールが並ぶようになった程度で、大衆的なお酒はおろか、日本酒もない。


そこで今までは、近所のセブンで、本麒麟か日本盛の200ml缶を買い、缶コーヒーのふりして飲んでいた。


ところが、この日本盛、度数が20%くらいあるので、町田に着くころ(30分で)結構酔っちゃうから困りもの。


それが、このSHUSHUだと、とっても軽くて「酒感」余りないから、ストレスなく飲めて良いです(笑)


なお、SHUSHUとはいえ、微発泡ではありません。念のため。

2021年、メジャー4年目の大谷翔平のシーズンが終わった。

(今シーズン最終打席の大谷翔平)

 

この半年余りの間、一体どれだけ、この日本人アスリートへの賛辞が、ニュース記事を賑わしたことだろう。

ここに敢えて、彼の作った記録を並べ立てる気はないが、英語の実況ではもう聞き飽きるくらい叫ばれた、incredible!(信じられない)という単語に加えて、「この惑星で最も野球が上手」とか「神が使わしたユニコーン」とか、敵将(監督)やトップクラスの現役メジャーリーガーが、嫉妬を通り越して、リスペクトと憧れにも似た感情で、そう表現する称賛のコメントの数々。もはやその数が夥しいものだから、驚くことすらなくなってきた気さえする。

 

私もこの、大谷翔平という人が大好きだ。

3冠王級の活躍をしたゲレーロジュニアとの比較で、MVPでは大谷がリードしているという報道も、夏場からずっと続いているが、こんな議論さえナンセンスに感じる。MVPがMost Valuable Player だとするなら、「価値がある選手」という純粋な枠で考えたら、大谷を置いてほかに誰もいないと思う。この「価値」は、勝利への貢献とか、得点やディフェンスに絡んだプレーのさまざまを数値化したもので評価されるものなのかも知れないが、大谷の存在は、もはやそうした枠組みを超越した「価値」なのだ。「早起きしてでも試合を見てしまう」「もっともっと見ていたい」「試合以外の場でも気になって仕方ない」・・・、そうした熱の塊は、大谷の一挙手一投足を切り取った(およそ野球通とは思えない人をも含んだ)youtuberの投稿に対する凄まじい閲覧数が物語っている。

 

では、そうした、注目を集めるコンテンツは一体何なのだろうか。

 

もちろん、類稀なるスイングスピードや、それがゆえの破裂音とも破壊音とも形容されるインパクトの瞬間の音、何度もエグイと表現されたスプリットやスライダーの魔球ぶり、大きな体を起用に生かして大股で塁間を走る俊足っぷり、といった超一流アスリートの「技」のコンテンツは勿論ある。しかし、大谷の場合はこれに、誰からも好かれる「人間性」が加わるのだ。

 

その優しさと思いやり、人を和ます笑顔、決して相手選手へのリスペクトを忘れず、ファンを大事にしていることが滲み出る紳士然とした立ち居振る舞い。塁上に立てば必ず相手チームの野手から話しかけられてしまうのも、相手チームのファンが普通にサインを求めてくるのも、そうした人間性に由来しているのだと思う。

 

加えて、選手目線で、たとえば先輩のイチロー氏や、同僚のトラウトが驚嘆を交えつつ評するコメントを拾うと、その類稀なる「修正能力」に言及しているのは興味深い。早く、正確に、自分をアジャストさせられる能力だ。全然タイミングが合わず、一生打てそうもないピッチャーの球でも、2度目の打席でキッチリ芯で捉えてスタンドに放り込んだり、逆にマウンドでは、痛打された相手チームのスラッガーを、打たれた次の打席で二度と打てないと思わせるくらい強烈に抑え込んだり。この修正能力は本能領域(才能)なのかも知れないが、大谷の持つ天才性は、そこにあると思えてならない。それがゆえに、シーズン中、長いスランプが見られなかった。終盤になってホームランが打てないと言われた時期があったが、相手チームがポストシーズンへの出場争いの渦中にあって、ストライクを投げてもらえなくなっただけ、本人の修正能力を否定するものにはなっていなかった。

 

ここまでは、才能というか、特殊性の問題なので、真似してできることではないのかも知れないが、自分のやるべきことを見据えて、最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、全力で楽しみながら挑戦し、上手くいっても行かなくても、結果とは別に着実に成長を手に入れていく姿勢、というのは、もしかして真似できるかも。いや、真似してみようか、という勇気をもたらしてくれる。それこそが、人々を魅了してくれている最大の大谷コンテンツなんではないかと思う。

 

ポストシーズンでの出場の可能性が消えた途端、ややもすると消化試合的な空気が漂い、プレーへのモチベーションが下がってもおかしくない中、大谷はずっと、全力でプレーしていた。

 

我々外野の人間は、たとえばホームラン王争いが過熱してくると、シングルヒットでガッカリしたり、ましてや四球で歩かされたりしただけで、超ガッカリしがちだったけれど、当の大谷は笑顔で局面局面を楽しんでいた。塁上で外野の守備位置を念入りに確認する姿や、ひとつでも先の塁を陥れようと貪欲に狙うその姿は、「勝つ」ために、自分の技と知恵とアイデアと、あらゆる努力を惜しまない、そのひたむきな姿勢の表れだ。もちろん、人より多くの本塁打が打てることは本人、嬉しいに決まっているが、でも、それは結果として、そうなれば良いが、そこに絶対的な価値など置いてはいない。

 

「勝つために全力で集中し、できる限りの全力のプレーをする」「しかし結果は結果。勝てなくても仕方ない」「必ずなにか成長を手にする」というスポーツの本質的な価値を、大谷翔平その人が、オーガニックに体現しているように思えるのだ。

 

やれることを全力で。結果にこだわり過ぎない。成長を手に入れる。

 

こうした生きざまの価値を、大谷は暗黙の内に観る者に教えてくれている。世界規模で競技し合うオリンピックやワールドカップにも、そこには大きな感動要素はある。しかし、長いシーズンを通して、ひたむきにプレーし続け、試合ごとの感動と成長を示し続けることの価値、それこそがシーズンMVPと呼ぶにふさわしい価値なのではなかろうか。

 

モチベーターの私に言わせていただくと、大谷翔平こそが、真のモチベーターなのだ。大谷の今シーズンは幕を閉じたが、来年までにどんな大谷を作り上げて開幕を迎えるのか、考えただけでワクワクする。