靴の修理をした。職業柄、歩くことが多いので(平均一日12000歩は歩く)、靴の消耗が激しい。
特にかかとの部分がすり減ってしまうので、これを自分で修理することにしている。最近の習慣だ。
かかとの修理キッズは、100円ショップに売っているのだ。
作業自体は、ものの10分もあれば完了する簡単な作業だ。
何ともしみってれた話に聞こえるだろうが、これには大きな利点が2つある。
一つ目のメリット。
先ほど職業柄、靴の消耗が激しいと書いたが、今までは3カ月に一足のペースで靴を買い替えていた。
よく「足元をみるな」という言葉があるように、私は靴に関してはそこそこに良い製品を買う。といってもブランドものではないのだが、それでも一足20000円くらいの出費になる。
これは嫌な出費ではあるが、まあ必要経費として我慢していた。
しかし靴を修理するようになってから、一年に一足のペースになるだろう。
つまりは年間で60000円の節約になるわけだ。あと15年くらい仕事をするとして、今後100万円ほどの経費節減になると考えれば、とても大きなものだ。
二つめのメリット。
こちらのメリットの方が重要なのだ。
新しく購入した靴が自分の足に完全にフィットするまでに、だいたい一週間ほどの期間を要する。
それまでの間、新しい靴が固くて足が痛い。酷い時には靴擦れに悩まされたりもする。この苦痛の期間が少なくなるだけで、私は大変な満足感を得るのだ。
というわけで、靴の修理は私にとって大切な習慣となった。
何よりも、モノを大切にする心がけは大切ではないだろうか。