先週、旧中央図書館の跡地に6年ぶりに、地域図書館としての下落合図書館がオープンした。オープンテラス形式のオープンライブラリーなども取り入れた、開放的な造りになっている。
内覧会では、さっそく書庫を見学した。ミッシェル・ウィンベックの作品をさがしたが、なぜか「服従」「地図と領土」はあったが、代表作品の「素粒子」はなかった。まあ、良いであろう。現代のフランス作家の作品は図書館ではマイナーな部類だろうから。
それにしても図書館は飽きない。きれいな空間であるならばなおさらのことだ。一日中、ここで過ごしても良いくらいだ。
私の趣味は、読書と芸術鑑賞だから。ゴルフもしないし、車に興味ないし、夜な夜な飲み歩くなんて論外だ。
だからこんな図書館さえあれば、十分毎日の生活は満足がいく。ただしこの空間が静かでゆとりのあるならばである。大勢の人々で混雑するのならば、ご免こうむりたい。これもわがままなのだが、仕方がないことだ。