今、ベイシティ・ローラーズの曲を聴いている。たぶん知らない人の方が多いのではないだろうか。「サタディナイト」という曲は、当時大ヒットした曲だ。
私が中学生時代の話だ。この曲がヒットしすぎたために、当時同じようにヒットしていたクィーンの「ボヘミアン・ラプソディー」は結局ナンバーワンの地位を得ることはできなかった。
毎日、ラジオのベストテン番組を聴いていた。やはりこの曲は凄い。現在、聞いていても素晴らしと思う。
同じような話はその昔にもあるようだ。
あのビートルズの快進撃を阻んだのは、ローリングストーンズではなくビーチボーイズなのだ。
ビーチボーイズはまさしく当時の青春の音楽だ。
しかし、それから脱皮するような軌跡。
まさしくブライアンがほとんどたった一人で製作した「ペット・サウンズ」こそ、稀代の名盤だろう。
私はロックが好きだ。愛している。
秋の夜、好きな音楽を聴きたい。
このアルバムが終わったら、時代を10年進めて、今度はデビット・ボウィか、それともマーク・ボランか、人生は楽しみに溢れているものだ。
さらにはもう10年進めて、プリンスか。