以前からテーマにしている、デフレの正体、決定的な需要の不足について、再び書き進めていきたい。


 日本の社会にあって、多くの人々にとっては、「欲しくて欲しくてたまらない」ような商品、サービスなど少なくなっている。

 それに対して、商品やサービスを供給する側は、過剰な競争を繰り広げて消費者を掻き立てている。


 今年のゴールデンウィークは、様々な場所にブラブラと出かけて行ったが、そんな視点で社会を眺めると、まさに上記のありようが真実の事として実感された。


 半分、仕事の用があって、伊豆の方、また沼津市に行った。

 ついでに西伊豆の方へドライブをした。その時の写真である。



写真.JPG


 ドライブコースの傍らにある見晴の良い場所から眺めた美しい富士の姿。

 わりと閑散としていた場所で、ゆっくり眺望を堪能した。

 沼津の港町でゴミゴミしたところで、「豪華海鮮会席」なんかを食するよりも、初夏の風に触れながら、この素晴らしい眺めを楽しんで、おにぎりやサンドウィッチ(幸いなことに我が国日本では、そこらへんで売っているおにぎりでも十分に美味しい、、)でも食べていた方が良いだろう。

 まさに、お金など必要にない。


 今日は、自宅でゆっくりとワーグナーの「ローエングリン」(ウィーンフィルの名盤)を聴いていた。

 この娯楽も、ほとんどタダ。


 明日は、朝から夜まで仕事だ。

 頑張っていこう!