中村屋といえば、一般的にカレー、もしくはカレーパンで有名だが、新宿東口にある中村屋本店の中には、「中村屋サロン美術館」というスペースが存在する。
かつて、中村屋のサロンに集まった文化人、芸術家たちを偲ぶ場所だ。
たまたま新宿区との共催で、「新宿風景展」なるものが開催されていたので、本会議の合間をぬって出かけてみた。
江戸時代から、明治・大正、そして昭和の時代の新宿の街が描かれている作品が展示されている。
近い時代では、1970年代から1980年代の新宿西口の高層ビル街が建設中のものもある。
こうしてみると、戦後間もなく、昭和の頃の時代が、一番懐かしく心に豊かに響くのはなぜだろう。