前回のブログ(といってもつい先ほどアップしたもの)で、子供時代の私はランドセルが大嫌いだと書いたのだが、同様の理由によりリックサックも嫌いだ。

 もちろん成人してからもリックサックを持ったことはない。登山なのでは、リックサックは両手を自由に使えるので便利なのだろうが、日常生活において不必要なものだと思う。


 街中、駅などで街宣活動をしていると、若者、中年、高齢者を問わず、また男女も問わず、リックサックを背負う人々を見かける。

 この姿を別に文句を言うつもりなどないのだが、わりと高齢の男性に多い。

 そして、彼らの私に対する反応は押しなべて悪い。(リックサックを背負う若者についてはこの限りではない)


 不思議だと思っていたが、人は身に着けるもので何らかの精神性の特徴が存在するのであろう。

 リックサックを好む人々のメンタリティーと嫌う人々のメンタリティーの差異だろう。

 そんなことは今までは考えてもみなかったが、統計的には確かに何かあるのだろう。


 逆に私に対して反応が良い人々は、「マフラー」をする人、コートを着る人、それもモコモコとしたやつではなく、薄いロングコートを身にまとう人々だ。

 確かに私もモコモコとしたダウンジャケットよりも、薄手のステンカラ―コートを好む。(私自身は冬の寒さに強いので、それでもコートを着用するのはごく厳しい寒さの日にかぎるのだが)

 

 着るもの、身に着けるものは、その人の精神性や考え、こだわりを表わすし、それによって「好き嫌い」がでてくるのも、考えてみれば当然のことかもしれない。