イスラム国とか話題になっているが、そもそもこれは国際的に承認された国家であるのだろうか。
シリアという国は聞いたことがある。あくまでも知っているというレベルで、その国家について詳細な知識があるわけではない。
イスラム国とは、シリア周辺の国々の地帯を制覇して成立しているという。
つまりは内乱ということだ。
正常な政府組織、統治機構が崩壊しているというわけだ。
人質の解放に向けての交渉をしようにも、これではどこを窓口にして、どこが当事者なのかわからないだろう。
当然、そんな状況のもとに2億ドル(これは2億円ではない、2億ドル、1ドル120円とするならば240億円)ものお金を支払えるはずもない。
巷で言われる「自己責任論」を持ち出すまでもなく、そんなお金は支払えない。
内乱はだめだ。戦争以上に始末が悪い。
応仁の乱をやっている時に、たまたま中国人が細川方に囚われて、身代金を要求されたとしても、その対応はどうだろう。対応などしようがない。
やはり、君子危うきに近寄らずだ。