朝起きたら、円安が進んでいた。たぶん1ドル120円はいくのだろう。

 それにしても、この水準を円安と考えるかどうかは、それぞれの認識によって違うのだろう。


 巷では選挙もあってか、円安により輸入品をはじめとする物価が上がることへの懸念が言われている。

 では、円高の方が良いのか。1ドル80円の円高のときは、それこそ逆の論点から危機が叫ばれていたような気もする。

 経済の変動などと言ったものは、どのみち誰かしらの批判の的になるものだ。


 私の個人的な考えではあるが、これ以上の極端な円安(1ドル150円)とかは良くないと思うが、現在の水準程度の円安は一番心地よいのではないか。


 かつてほどの効果はないまでも、円安は長期的には輸出の競争力を高めるというものだ。

 だからお隣の韓国などは、この一連の円安に対してぶーぶー言っているわけだ。

 そんなに円安が嫌ならば、韓国も円買いの介入でもすればよいのに。