本日は気持ちの良い秋晴れだ。この季節にあっての最良の一日だろう。
それにしても自分は死ぬまでに、後何回くらい今日のような美しい秋の日に巡り会えるのだろうか。

昔、二十代の頃、ある老師から、君たちはまだ春秋に富むと語られことがあった。
その時はまったく気にもとめなかったか、今ではしみじみと言葉を感じるものだ。