ある知人が教えてくれた話だが、マスコミで維新の会の大阪府議会議員の山本某が、ラインの書き込みで問題になっているとのこと。

 先日の号泣する議員と言い、何で関西には変な議員が多いのだろうか。

 どういう問題かの事実関係をきちんと把握しなければと思っていた時、たまたま午後のテレビでこの議員の釈明会見と共に、事の詳細をコメンテーターが解説していた。

 6月の機械受注がプラスの伸びを示す中、日経平均も上昇(三井物産も順調に上昇)したなぁ、とか思いながら、チャンネルを移動した先での映像だった。


 中学生とラインで口論になり、その中学生に向かって不適切な発言を書き込んだとか。

 具体的にどのようなイザコザがあり、彼がどのような発言をしたかについては分からないが、こんな些細な問題で大騒ぎすることなのか。

 確かに思慮のない発言や個人攻撃は、議員としての公人の立場からすると良くないことであるが、プライベートなことまで突っ込んでの嫌がらせをしたわけでもあるまいし、犯罪者的な扱いには何か腑におちない部分がある。

 そもそもラインなどのネット上でのコミュニケーションは、匿名性があるヴァーチャルなものであるので、個人的には気の毒な気もする。


 しかしである。


 たとえ彼が法的また社会的に悪くないとしても、中学生のガキにバカにされたくらいで熱くなった挙句の暴言、その顛末が議員団を除名だの、頭を丸めるだの、釈明会見だの、名誉棄損だの、成熟した政治家としては不適格なのではないか。

 「ラインのグループから外されて、腹が立った」(?)、これじゃ子供たちの間で最近流行の「ラインいじめ」じゃないか。そうか、相手は中学生の子供だからなぁ。


 それにしても、お盆で暇だからといって、関係者もどうしてこんな問題にかかずらわるのだろうか。

 またマスコミにしても、どうしてこんな問題を取り上げるのだろうか。公共の電波をくだらないことに使ってほしくはないものだ。

 

 あまりにバカバカしくて、言葉もない。