だいたいどこの自治体においても、次の第二回定例会に提出される案件となるが、国の税制変更にともなって軽自動車に関する税金が上がることになっている。
もともと軽自動車は税金が安いことが、その所有の最大のメリットであったはずだ。そのため最近では軽自動車を所有するカーユーザーも増加してきている。
そこへきて、今回の軽自動車に関しての増税。何か方針が間違っているような気がする。何でもかんでも、とりあえず取れるとこから税を取ってやれということなのだろうか。
また、今回の増税では、一定期間利用した古い型については、さらに上乗せで増税というおまけつきだ。これもどうにかして「買い替え」を促進しようとういうのだろう。
大切に長く軽自動車を使って保有するということには、けっしてインセンティブは与えない。どんどん新車を買って乗り換えろと言わんばかりだ。
まさに「大量生産、大量消費」、「バンバンお金を使え」という誘導政策なのだ。
これは時代に逆行していないだろうか。
政府(国)が決定した方針なので、一地方自治体レベルで反対しても詮無いことだが、良くない政策であるような気がするのは、はたして私だけだろうか。