夏の日は天候が変化しやすい。あっけらかんと晴れわたっているかと思えば、急に激しい雨が降る。雲の動きも万華鏡のように自由自在に移り変わる。


 こんな光景を目にしていると、何だか自分が確固たる大地に立っているのではなく、大宇宙にあって大きく動いている物にへばりついている感じだろう。


 何なのだろうか。


 だけど、実際に地球は動いているわけだから、この状況は正しいのだろう。