最近気づいたことだけど、「肉体的な疲労」は絶対に避けなければいけない。若い時分ならば、仕事やスポーツなどによる肉体的な疲労感にも程よい心地よさがあったし、行動を中途半端にセーブすることの方が悪性の疲労に直結していくものだが、現在の自分の年齢に達すると肉体的な疲労はすべてマイナスでしかない。

 

 そもそも肉体的な疲労といえども心理的な問題につながっているので、ストレスが多い時には身体も疲れやすいものだ。楽しいレジャーなどでは、どんなにハードに動いてもあまり疲れないということがある。


 しかし最近、感じたこと。後輩の選挙やら、議会の準備やら、各種のイベントやら、関西への出張やら、とても忙しい。それぞれの一つ一つの事柄は、たいした精神的なストレスを抱えるようなものではなく、むしろ事態や状況は好転しているのであるが、それらをこなすためのハードスケジュールが肉体的な疲労となって押しかかってくる。

 そうなると不思議なもので、モノを考える、文章を書く、戦略をシュミレーションするといったことが、とても億劫になり効率よくできなくなる。疲れているのだから、当たり前ではあるが。


 だから、精神的なストレスを避けるように、肉体的な疲労も上手に避けていかないと、全体として物事がうまく回転しなくなる。

 休む前に、疲れるほどには動かないことだ。これは若い時代とは、正反対の真理かもしれない。