ECBは大方の予想通りに政策金利を0.75%に据え置くことを決定した。またスペインなどの南欧国の国債の買い取りに関しても示唆したようだ。

 しかし市場の反応はこれらのECB理事会の様子に対して失望しているのか不安視しているのか、ややリスクオフの反応を示している。


 各国の動向やら、経済機関の決定やらで、リスクオンとリスクオフが立ち替わるのは毎度のことだが、市場はそろそろ「生煮えな状況」に対しては、NOと言い始めているのでrはないか。


 これは経済だけでなく、日本の政治状況に対しても当てはまる。中途半端な形や煮え切らない態度については、いずれは多くの国民がNOを突き付けるであろう。