最近「人口問題」について考えているので、それに関連した本を一冊紹介します。



 「人口から読む日本の歴史」  鬼頭宏著  講談社学術文庫



 日本の学校教育における「歴史」とは、どうしても人物やそれにまつわる出来事に焦点が行きやすいが、もっと広い視点で歴史を眺めると面白いと思う。

 この「人口」というのも一つのキーワードだし、他にも「食文化」「家族」「婚姻制度」「税制」「娯楽」「都市計画」「人生観」などなど、様々な視点で歴史を考えることも必要だ。