今日は午前中は埼玉県富士見市まで選挙の応援、午後は地元の新宿区でのある会館の落成式、ハードスケジュールで少し疲れた。しかも暑いので、ちょっと一休み。


 ラーメン、つけ麺ときたので、今回は「焼きそば」。焼きそばと言っても、中華料理店にあるような「上海風焼きそば」とか、「五目あんかけカタ焼きそば」とかではない。いわゆるソース味の屋台の焼きそばをイメージしてほしい。


 この手の焼きそばが美味しいお店は、東京では私が知る限りでは2店舗ある。

 一つ目は浅草にある「染太郎」というお好み焼き屋の焼きそばだ。これがオーソドックスで大変美味しい。鉄板焼きでの海鮮の具(エビとかホタテとか)を入れての五目焼きそばは格別である。お土産もあるが、火力のせいかどうしても家庭ではお店での味というわけのはいかない。店内も下町の粋な風流さ満載で、デートでも使えるような(?)お店だ。

 二つ目は板橋区の高島平にある「あぺたいと」という焼きそば専門店だ。この店の両面焼きそばは犯罪的なまでに美味しい。高島平はやや遠いのだが、ついついここまで焼きそばを食べに行きたくなる。それほど美味しい。麺の焼き加減、そしてモヤシの量が絶妙である。

 どちらもB級グルメに恥じることない焼きそばの傑作である。しかし二店ともいつも混んでいるのが難点だ。(これは仕方がないか)


 しかし焼きそばをめぐっては不思議に思おうことが一つある。それはインスタント食品の焼きそば(「ぺヤングソース焼きそば」とか「一平ちゃんの焼きそば」とか)を、なぜ焼きそばという商品名で売り出しているのか。

 どれも実際には茹でるだけで、けっして焼くことはしない。それでもなお焼きそばなのだ。これには昔から疑問を抱いていたが、まぁ、味が焼きそばならば良いのだろうが。


 まぁ、どうでもいい話だ。「カニ風味のかまぼこ」や「人工のイクラ」なんかに比べれば、まだましな方か。