今日はいろいろとデータを検討しながら、様々な政治・経済問題を考えていたが、恐るべき事実に遭遇してしまった。

 「いったい何じゃこりゃ!」ともいうべき事実だ。

 それは今年の秋くらいに、世界人口が70億人に達する見込みというものだ。


 多くの人々は、「あっ、そう70億人ね」と思うかもしれないが、これはとてつもなく人類にとっては冷酷な事実なのだ。

 つい10年ほど前には世界人口は60億人であったのだ。この十年そこそこで10億人も増加したのだ。これは驚異的な事実だ。

 このことを冷静に考えるならば、2050年には世界人口は100億人を突破するという、とんでもない予測もきわめて現実性をおびたものになる。恐ろしい。人類滅亡へのカウントダウンだ。


 私は言いたい。環境問題とは、人口問題に他ならない。これは紛れもない事実だ。これに目をそむけてはいけない。事実は事実なのだ。真実は真実なのだ。



 この問題に関しては、明日以降、さらに詳細なるデータを示しながら人口問題と環境問題、人類の行く末について検討を加えていきたい。

 しかし、この事実だけは皆様の頭に入れていて欲しい。この70億人の人口をいささかも飢餓もなく、満足に食べさせていくためには、いったいどのくらいの面積の耕地が必要だと想像できるのか。

 

 答えは。現在のロシアの国、その国土はすべて耕地にならないといけない、それくらいの数字なのだ。