今朝は地下鉄落合駅に立った。いつもよりも早めに時間を少しづらして行った。そこで、私は街頭活動において初めての嬉しい体験をした。「頑張ってください」と、市民から差し入れをもらった。冷えたリポビタンDを一本もらった。

 ここまでなら、長年にわって街頭活動を行っている者ならば、よくある話だ。何が初めての体験かというと、私に差し入れをくれたのが、若い男性だったのだ。だいたい30歳手前のビジネスマンという感じか。

 女性の方々(若い女性、OLや学生も含む)からの差し入れはよくある。また男性でも年配の方々からの差し入れも経験がある。しかし、若い男性からは今までなかった。街頭活動している他の政治家もそんなもんだろう。


 彼は長身でスマートな若者だった。表情が優しくにこやかで、とても好感が持てた。政策カードを手渡した時に、このような青年が、すくすくと日本の社会を築いていくのだろうと素直に感じた。しっかりと頑張ってほし。今日一日、彼の人生がうまくいってほしいと思った。

 つまりは好印象だったのだ。だから、なおさらのこと、ささやかな差し入れをもらったこと、私自身が彼に評価されたことが嬉しかった。


 意識や感情は伝達するのだろうか。恋愛などでは、よくある話だ。

 街頭活動の場でもそうだ。こちら嫌な奴だと思ったら、相手にも伝わるものだ。だからなるべく私は一人一人に笑顔で接しようと心がけている。

 しかし、中にはこちらが明るく接しても、しかめ面していたり、やたら攻撃的な目つきの人もいる。悲しい話だ。多分、彼らの人生は不幸に満ち溢れているのだろう。嫌だ、嫌だ。私はイエス・キリストじゃないのだから、そんな連中とはまったくかかわりたくない。


 今朝出会った青年のような人物が、まぎれもなく世の中を良くしていくのだ。心から「ありがとう」と言いたい。