チケットを頂いて観劇したアニー。 | のぞみブログ

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子育て、教育ブログ

「元国立大学准教授の夫と、

国立大学附属教員夫婦による、

頭も体も心も最大限に高める子育て」

 

我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。

 

何か質問があればコメントへ!

 

 

 

子どもの頃から、舞台が大好きだった私。

 

我が家は三姉妹で、全員音楽をやっていたこともあり、オペラ歌手の姉の舞台を、母とよく見に行っていた。

 

大学は、音楽専攻だったので、友達の舞台や、知り合いの演奏会などが、身近にある存在だった。

 

社会人となってからも、知り合いのおじさまと、オペラ観劇ツアーをよくやっていて、あちこち一緒に楽しませてもらったな。

 

 

『琴線に触れる』

 

まさにこの言葉通り、ふとした瞬間に、涙が止まらくなり、感動で心が震える瞬間に出会ってきた。

 

オーケストラのアンコールのある1音だったり、オペラのある場面の声だったり、それは、今でも心に残っている。

 

 

そして、自分が教員となり、音楽室で教えている時も、その感動は変わらずやってきた。

 

私は、教師という仕事にとても誇りを持っていたし、指揮を振るその場所は、私にとって、一番の特等席だった。

 

ありがたいことに、生徒にとても恵まれた学校だったので、子どもが懸命に歌う姿は、本当に美しくて、尊い時間。

 

子どもたちには、常に『心震える瞬間』に出会わせたいと思っていたし、私自身も、ぐっとくる瞬間に出会えることがあった。

 

私にとっては、プロの演奏だけでなく、未完成な子どもの演奏だって、同じように感動できるもの。

 

きっと、音楽の質の問題ではなく、それを受ける心の環境があることで、得られるのだと思う。

 

 

スポーツを一生懸命やってきた人は、スポーツを観戦した時に、それまでの努力や過程を想像できるからこそ、応援に力が入るのだろうし、感動もするのだろうな。

 

 

自分が親になり、子どもと一緒に、たくさんの(主に無料の)演奏会を見てきた。

 

そして、不思議なことに、子どもは皆、音楽がある生活になっているし、それぞれ楽器や歌をやっている。

 

 

先日、お友達からチケットを頂き、ミュージカル「アニー」を観に行った。

 

日本の、静寂に包まれる観客席も好きだし、アメリカの、笑い声や声援、お決まりのスタンディングオベーションだって大好きだ。

 

子どもたちは、身を乗り出し、その世界に浸っている。

 

 

音楽でもアートでもスポーツでも、何でもいいから、心潤うものを人生の側に置きたい。

 

そして、心震える瞬間に出会えるために、『感じる心』を育てる子育てを、これからも求めていきたい。

 

好きなものに、全力で向かっている人たちに、たくさん出会いたい。

 

そして、自分自身も、そうあり続けよう。

 

 

 

 

アメリカでの我が家の日常や子育て、

日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。

 

N&M Academy LLC

 

皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。

 

いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!