「元国立大学准教授の夫と、
国立大学附属教員夫婦による、
頭も体も心も最大限に高める子育て」
我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。
何か質問があればコメントへ!
双子は、バンドでクラリネットをやり、ジャズでサックスをやっています。
学校は、6月で終わるので、最後の追い込みの演奏会やイベントがたくさん。
ある時、平日お昼の演奏会が予定されていました。
大臣も私も仕事。
だけど、仕事終わりに駆け付ければ、もしかしたら、やや遅刻で滑り込めるかもという微妙な時間帯。
「ちょっと分からないけれど、遅刻で行けるか、もしかしたら行けないかも。」
と伝え、「大丈夫。分かった。」と言ってた双子。
すると、当日朝になって、「どうなりそう?」と聞いてくるのです。
「状況は変わってないけれど、お父さんに聞いてみる?」
「うん。」
とのことで、大臣に確認。
大臣の部屋に行って、こう聞きました。
「なんか、来てほしそうな感じ。行ける?」
「おっけ。行くわ。」
そして、それを伝えると、嬉しそうな双子。
中学生になって、感情を思い切り出すことは減ったけれど、まだ親に見て欲しいだなんて、かわいいなぁ。
大臣は、基本週に何度か出勤しているけれど、子どもの行事や何かしらの用事には、フレキシブルに休める環境。
これは、本当に子育てしやすくて、子どもの誕生日に出勤していたら、むしろ、驚かれるのです。
そして、私にもミラクルが起き、少し仕事が早く切り上げられることに。
結局夫婦二人で見に行き、客席ど真ん中に準備万端で座っていました。
いよいよ入ってきた子どもたち。
すると、二人が、チラッと客席を見て、私たちを見つけて、嬉しそうな表情をするのです。
あぁ、見に来てよかったなぁ。
と思う瞬間。
大臣と二人、こんな話をしました。
「自分たちが中学の時なんて、親に来てもらうの嫌やったよね。環境が違えばこうも違うものか。」
と話しました。
中学生であれ、高校生であれ、こういう公共の場や送迎時には、当たり前に親の姿はあるし、それを互いに喜んでいる姿がよく見られます。
別れる時には、ハグして、「I love you. Have fun!」だし、
こういった演奏会の後にも、もちろんハグして、「Good job!」「Thank you!」と言い合っています。
結果、演奏会は素晴らしく、子どものソロも成功し、大臣とも二人でちょっとお出かけができ、いい時間になりました。
これからも、子どもの晴れ舞台は、見逃したくない!
自分の頑張っている姿を、一番大切な人にこそ、見て褒めてもらいたいよね。
素晴らしい舞台をありがとう!
アメリカでの我が家の日常や子育て、
日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。
皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。
いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!