「元国立大学准教授の夫と、
国立大学附属教員夫婦による、
頭も体も心も最大限に高める子育て」
我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。
何か質問があればコメントへ!
アメリカは、とにかくパーティーが多い。
なんだかんだで集まれば、みんなでお茶を飲み、ごはんを食べ、甘いものを頂く。
学校も例外でなく、クラスでも頻繁にパーティーをやっているし、先生からお菓子をもらえたりする。
ある日の休日。
お昼は、ちょっとした集まりで、持ち寄りのごはん(8割おやつ)を頂き、夕方は、お友達の発表会を見に行きました。
ピアノの発表会で、お友達の演奏を楽しませてもらって、解散かと思えば、そのままパーティー。
見ると、みんながそれぞれ持ち寄って、お菓子を並べてくれているのです。
クッキー、ライスパフ、手作りのブラウニー、菓子パン、マフィンやらがたくさん。
みんな、両手に持って、とっても嬉しそう。
もちろん、うちの子どもたちも勢いよく食べる・・・かと思いきや、2,3個食べて、終了。
「どうしたの?」
と聞くと、息子が一言。
「帰って野菜食べたい。」
と。
移住して、初めてお誕生日を迎えた時、コスコ(日本ではコストコ)だったかな?初めて、ホールケーキを買ったのです。
そして、切り分けて、それぞれのお皿に入れて、一口・・・となった瞬間、みんなの口から、同じ言葉が。
「あま!(甘っ!!)」
と一言。
グローサリーストアーで売っているようなクッキーは、「Sugar Cookie」と名前が付けれられているほど、砂糖味。
その翌年から、「ケーキは作ってほしい。」と、買うことがなくなりました。
この日は、珍しく、お昼も夕方もパーティー続きだったので、子どもの砂糖摂取量が限界に来たよう。
もともと、お野菜も大好きでたくさん食べるけれど、もう、体が欲するレベルだったようです。
日本で暮らしていた頃は、おやつは、基本的にさつまいもやおにぎり、枝豆やコーン、果物だった我が家。
学童のおやつで、うちのおやつが、他の家のものと違うということで、ある時、話してきたことがありました。
「お友達が持ってる、こんなんでこんなんでこんな色のやつが欲しい」
と。
スーパーに連れて行って、お菓子コーナーで初めて見せた時は、目を輝かせて、こう叫んでいました。
「これやねん!これが欲しかってん!」
と。
その頃から市販のお菓子も食べるようになり、今では、凄い量のお菓子を食べている子どもたち。
だけど、今では、「日本の時みたいに、毎日、日本のさつまいもが食べられたらなぁ。」と、たまに呟いています。
自分で自分の体を作るために、どんな環境であれ、自分で選んでいける能力を付けたい。
この日は、帰ってから、具沢山お味噌汁を、山ほど食べていました。
家では、ひたすら粗食に努めるぞ!
アメリカでの我が家の日常や子育て、
日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。
皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。
いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!