「好きな子いる?」と聞かれて驚くべき返事をした娘。 | のぞみブログ

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子育て、教育ブログ

「元国立大学准教授の夫と、

国立大学附属教員夫婦による、

頭も体も心も最大限に高める子育て」

 

我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。

 

何か質問があればコメントへ!

 

 

うちの娘は、とってもハッピーな子。

 

常に機嫌がいいし、歌って踊ってお友達と遊んで、毎日楽しそうで何より。

 

 

そんな娘のお友達が、遊びに来てくれて、うちの庭で遊んでいた。

 

大臣のオフィスは、庭に面していて、仕事をしながら、お庭の声が聞こえてくる。

 

夏や冬は、閉めていることが多いけれど、この日は、春。

 

窓をおもいきり開けていて、子どもの声が丸聞こえだったそう。

 

 

仕事をしていたはずの大臣が、珍しく大爆笑しながら、キッチンの私のところに報告に来た。

 

 

(以下、子どもの会話。)

 

お友達「(娘)ちゃん、好きな子いるの?」

 

娘「うん、いるよー!私!!」

 

お友達「いや、そういうことじゃなくて、、、。」

 

娘「私、大好きだよー!!」

 

お友達「いや、男の子のことなんだけどね。」

 

 

そこで、大臣は爆笑でこっちに来たので、それ以上の話は聞いていないそうだけれど。

 

大臣「ほんま、いい性格してんなー!」

 

と、もう笑いが堪えられない。

 

 

どうしても、アメリカ人のお友達が多いので、日本語のそういう言い回しは、初めてだったのかもしれないけれど。

 

好きな子がいるかどうか聞かれて、全力で「私!」と答えられる娘は最高だ。

 

 

うちの子どもたちには、小さい頃から、こう繰り返し伝えてきた。

 

「自分を一番大事にしてね」

 

「自分を一番好きでいてね」

 

 

「だって、お母さんが、自分のことが嫌いだったり、自分を大切にしていなかったら嫌でしょ?」

 

「まずは、自分のことを大切にする人が、人のことも大切にできるんだよ。」

 

と、ことあるごとに、伝えてきた。

 

 

日本では、どうしても、自己犠牲が美徳だという風潮がある。

 

 

無理して仕事して当然

 

自分を押し殺して当たり前

 

自分を蔑むことがマナー

 

 

私も、そうだったし、そういう仕事の仕方、生き方を長年してきた。

 

ちょっとやそっとの体調不良では休まなかったし、もう限界まできて、帰りの電車で倒れたこともある。

 

 

だけど、子どもには、そうなってほしくはない。

 

 

附属教員時代にも、何度も何度も生徒に伝えてきた。

 

「自分で自分をヨシヨシしてあげよう。

 

音楽でもスポーツでも友達との時間でも、何でもいいから、リセットできて、ハッピーになるものを持つんだよ。」

 

 

日本人は、皆、頑張り屋さんだし、真面目で一生懸命。

 

だからこそ、意識的に息抜きの時間や自分の心が求めていることをたくさん見つけて、自分を大切にするんだ。

 

 

自分の心のコップを常に満タンに。

 

そうして、周りの人の心も潤していこう。

 

 

 

 

アメリカでの我が家の日常や子育て、

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