「元国立大学准教授の夫と、
国立大学附属教員夫婦による、
頭も体も心も最大限に高める子育て」
我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。
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この間、ふと荷物置き場と化している部屋を見て、懐かしく、ジーンとした私。
我が家のリビングを長い間占領していた、nゲージセット。
私も親になるまで知らなかったけれど、プラレールの進化版のようなものなのです。
こまちやのぞみ、他は忘れたけれど、色々な車両や線路が、所せましと置かれていました。
小さい頃は、プラレールが大好きだった双子。
渡米する際に、友人に一式全てを譲ったのだけれど。
後から何度か、「やっぱりあげなかったらよかったなぁ」と話していたくらい、電車が大好きだった二人。
ある時、初めてnゲージを手に入れると、どんどんその数は増え、線路は長くなっていったのでした。
ここで登場するのが、やはり大臣。
それ専用のベニヤ板の土台を用意し、大きな街を再現しようと、3Dプリンターで、色々な観光名所を作り始めたのです。
自由の女神や管制塔、ホワイトハウスの他にも、有名な建物など、どんどん数は増え、街が賑やかになっていくのでした。
だけど、中学に入って、のんびり遊ぶ時間も減っていき、気づけば触る機会が減り、一度片づけてしまったnゲージ。
すると、二人の興味は一度冷めてしまったようで、今は見ることもなくなりました。
一時期は、誕生日にもクリスマスにもこれを熱望していて、自分でお金を貯めて買ったこともあったっけ。
何となく、これは誰にも譲らず、いつかまたその機会が来るまで、置いておこうと思った私。
熱中していたエネルギーは、必ず彼らの心や頭に残り、次につながるベースとなっている。
たとえいつかブームが過ぎ去ったとしても、興味を持っている時に、全力で熱中させてあげて良かった。
次に欲しいものを考えて、設計図を書いて、大臣と3Dプリンターで色々デザインしたことは、最高の思い出だ。
こっそり家の隅に置いておいて、いつかの時に、また子どもと一緒に広げられればいいな。
マジックやルービックキューブ、百人一首、トランプ、クイズ、色々なものにハマってきた二人。
これからも、大好きなものを増やして、ワクワクする時間をたくさん作っていこう。
アメリカでの我が家の日常や子育て、
日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。
皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。
いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!