毎回オールAを取ってくる双子。 | のぞみブログ

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子育て、教育ブログ

「元国立大学准教授の夫と、

国立大学附属教員夫婦による、

頭も体も心も最大限に高める子育て」

 

我が家のオレゴン州での

子育ての日常をお届けします。

 

何か質問があればコメントへ!

 

 

小学校3年生で渡米した息子。

 

ABCも知らず、アメリカでホテル暮らしをしている間に、自分の名前だけは、書けるようになって通い始めた学校。

 

辛い時期も経験しながら、新しい世界で、何とか自分のアイデンティティを探っていた数年間。

 

ELD(英語が母国語でない生徒が受ける、英語クラス)は、3年間で卒業。

 

中学生になると、オールAを取ってくるようになってきた。

 

つまり、現地の同学年の勉強に、3年ほどで追いついたことになる。

 

毎週土曜日は、日本人補習校に通っているけれど、そこでもオールAで、なんだか信じられないくらい立派な成績。

 

 

もちろん、本人の頑張りが一番なんだけど、日本人として育った習慣が、いい成績を生む結果に繋がっていることは確か。

 

 

 

アメリカの学校では、私たちにとっては、信じられないことが山ほど起こる。

 

 

オンライン授業の時には、クラスの先生が、突然こんなことを言い出す。

 

「昨日ね、ネズミが出たの!今から、業者の人が来るの!だから、今日は、もうこれで授業おしまい!」

 

「あら?ピンポンが鳴ったわ。ちょっと待ってね。ーーー食洗器を直す人が、早く着いたみたい。みんな、さよなら!」

 

 

「〇日、テストします。みんなちゃんと勉強してきてね!」

 

「(〇日になって)先生、今日テストしないんですか?」

 

「あぁ、忘れてたわ。準備してないから、また今度ね。(そして、その日は永遠に来ない。)」

 

 

私は、その話を聞いて、こんなことを言ってしまった。

 

「せっかく勉強していったのに、残念やね。」

 

すると、アメリカで育った我が子は、こんな反応。

 

「しゃーないやろ。忘れてたんやから。」

 

心が大きくていらっしゃる。

 

もう、こんなことが日常茶飯事すぎて、今はもう慣れっこ。

 

 

 

双子は、学校をできるだけ休まず行き、日本の大学のように、毎時間生徒が教室を移動するにも関わらず、遅刻をせず、授業を受けている。

 

そして、授業に必要な物は、忘れ物せず持っていくことができ、出された宿題は、きちんと期限を守って出すことができる。

 

実はこれだけで、アメリカの学校では、賞賛に値する、素晴らしい行動なのです。

 

 

だけど、そんな当たり前のことを、当たり前に行動できる二人にあっぱれ!

 

母は、英語の授業を毎日6時間受けることを考えただけで、めまいがしそうです。

 

よく頑張ったね!おめでとう!

 

 

 

 

アメリカでの我が家の日常や子育て、

日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、

いろいろお届けします。

 

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