Student of the Monthに選ばれた双子。 | のぞみブログ

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子育て、教育ブログ

「元国立大学准教授の夫と、

国立大学附属教員夫婦による、

頭も体も心も最大限に高める子育て」

 

我が家のオレゴン州での

子育ての日常をお届けします。

 

何か質問があればコメントへ!

 

 

アメリカの学校では、とにかく

褒めてもらう機会が多い。

 

日々、いいことをしたら、

先生から、チケットをもらえる。

 

・静かにしていた

・周りに注意できた

・顔を向けていた

・いい発言をした

・集中していた

 

日本では、

当たり前のようなことばかりだけれど、

ここでは、当たり前のことのようでも、

賞賛に値する。

 

それらのチケットを貯めると、

こんな特典が待っている。

 

・お菓子をもらえる

・学校にぬいぐるみを持って行っていい

・学校にパジャマを着てきていい

・授業中に映画を見れる

・授業中にゲームをしていい

・余分に休み時間がある

・好きな席に座れる

 

学年によっても様々だけど、とにかく、

「いいことをしたら、いいことがある」

というパターンが、幼稚園のうちから徹底されている。

 

 

日常でもらえるチケットの他にも、

毎日の「すごかった人」のアナウンスがあったり、

毎週の「今週よかった人」の発表があったり、

学期ごとの「○○が素晴らしかった」と賞状がもらえたり、

とにかく、ひたすら、認めてもらえる。

 

 

ある日、中学校で、双子が、

「Student of the Month」に選ばれた。

理由は、「Team Work」とのこと。

 

「もう、素晴らしい子!そして、双子だなんて。

優しくて、最高の模範生徒。

どの授業でも全力だし、とっても頑張り屋さん。

だけど、どのレベルの生徒とも仲良くできる。」

 

どうやら、ある教科の先生が、

特別素晴らしい生徒に贈った賞のよう。

 

(しかし、「Twins」であることは、

 全く関係ないのでは?と笑ってしまう。)

 

 

これは、いつもよりちょっとすごい賞だそうで、

親のもとにも、メールが届いた。

 

「〇日の朝、△時から、朝食パーティーへどうぞ!

そこで、どんなに素晴らしかったか、伝えるわ。」

との内容。

 

朝練があるけれど、先生に事情を伝えて、

朝練に出ず、パーティーに出た双子。

 

 

そこでびっくり、まさかの、

親も参加するイベントだったそう。

 

みんなで、フルーツやヨーグルト、

ドーナツやマフィン、お菓子を山盛り食べて、

推薦してくれた先生から話を聞いたり、

表彰されたそう。

 

まさか、親も参加するなんて思ってなくて、

本人だけが参加したのは、うちだけだったそう。

 

 

しかし、何でもパーティーのアメリカ。

 

だけど、素直に、褒めてもらえるのは嬉しいし、

誰かが 見てくれているという事実は、

普段の頑張りに、さらなる力を与えてくれる。

 

 

日本では、「いやいや、うちの子なんて」と

謙遜する文化があるけれど、

自分の子のいいところは、他の誰でもなく、

親が一番知っているはず。

 

日本にいたころ、小学校3年生の保護者面談で、

私が、子どものことを褒めまくっていたら、

先生がとても喜ばれていたことを、覚えている。

 

 

とにかく、すごいことはすごい。

偉いことは、偉い。

 

他の誰かと比べるのではなく、

その子なりに、立派なことをしたときには、

一番そばにいる親が、全力で褒めてあげるんだ。

 

 

 

 

アメリカでの我が家の日常や子育て、

日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、

いろいろお届けします。

 

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