πのテストで驚異的な数字を挙げた息子。 | のぞみブログ

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子育て、教育ブログ

「元国立大学准教授の夫と、

国立大学附属教員夫婦による、

頭も体も心も最大限に高める子育て」

 

我が家のオレゴン州での

子育ての日常をお届けします。

 

何か質問があればコメントへ!

 

 

息子が、ある日、数字だらけの紙を

持ち歩いているので、

 

「それ何?」

と聞くと、

 

「円周率。テストあるねん。」

と。

 

「1位になったら、パイがもらえるねん。」

 

まぁ、もう驚かない。

 

小学校でも中学校でも、どの教科でも、

プライズは、お菓子やギフトカード。

 

1位になると、いつでも特別の

お菓子がもらえたり、

こちらがリクエストするお菓子を

買ってきてくれたり、お菓子まみれ。

 

でもこれが、驚くほど、小中学生の心を

鷲掴みにし、燃えさせるのです。

 

(うちが、滅多に

アメリカンなお菓子を買わないから?)

 

数学の成績は、いつもAだし、

本人曰く、クラストップらしいので、

優勝も狙えるのかも?

 

「何桁くらい覚えたん?」

と、何となく質問。

 

「130桁。150桁くらいまではいけると思う。」

と、驚くべき解答。

 

「え?!」

と、試しにやってもらったら、本当に覚えてる。

 

意味不明。

頭の中、どうなってんの?

 

「リズムやねん、リズム。4,4,2で覚えてる。」

 

もしかして、今まで音楽教育をしてきた私のおかげ?

(たぶん違う。)

 

3.141592...

私、10桁も覚えていない。

 

 

そして迎えた、テスト本番。

 

ダントツの1位だったらしく、ワンホールのパイ

(πに掛けてる)がもらえて、大喜びの息子。

 

家族みんなで、キーライム味という、普段食べない、

珍しい味を楽しませてもらいました。

 

 

アメリカの授業やテストは、こういった、

一見、意味のない、ゲーム性のものが多い。

 

πを何桁覚えようと、きっと学力には直接

関係ないだろうし、テストで出るわけでもない。

 

ただ、楽しいから、面白そうだから、そういう理由で

競わせるのは、本当にいい試みだと思う。

 

体育でも、誰が一番?のようなチーム戦や、

座学でも、チームで戦うものが、しょっちゅう

開催されています。

 

息子が、こういったことを楽しめ、

熱中できること、本気で取り組めることが、

本当に本当に誇らしい。

 

(3歳から毎日やってきた、日々の暗記ゲームの

おかげだと、私は思っている。)

 

外遊びでも何でも、遊びに本気になれる人は、

人生でも、本気になれる子が多い。

 

受験を勝ち抜くための勉強の先に、何があるのか?

 

日々のチャレンジを楽しみ、人生に本気になれ!

 

 

 

 

アメリカでの我が家の日常や子育て、

日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、

いろいろお届けします。

 

N&M Academy LLC

 

皆さんの家庭教育や子育て、

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たくさん聞かせてください。

 

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会える日を願って!!