本物の音に感動する双子。 | のぞみブログ

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子育て、教育ブログ

「元国立大学准教授の夫と、

国立大学附属教員夫婦による、

頭も体も心も最大限に高める子育て」

 

我が家のオレゴン州での

子育ての日常をお届けします。

 

何か質問があればコメントへ!

 

 

中学から、バンド(吹奏楽)を始めた双子。

 

コロナ禍で、2年間のステイホーム中に、

ひたすら、暇つぶしに、

リコーダーを練習していました。

 

6年生(中1)で初めてクラリネットを持ち、

初心者として練習を始めるも、

全てが簡単すぎたそう。

翌年には、一気に8年生(中3)に

飛び級をすることになりました。

 

飛び級先でも、ソロに選ばれたり、

州の選抜メンバーに選ばれたりと、

チームの中でも、かなりの腕前のよう。

 

今年度は、ジャズも始め、

クラリネットに加え、

サックスも始めることに。

 

私は、ジャズのことは全く分からないので、

とりあえずの基本のリズムのみ教え、

あとは、学校の先生にお任せ。

 

そして、初めてサックスをに手にしてから半年、

初めてのジャズコンサートがありました。

 

自分たちの演奏は、

まずまずの出来だったそうだけど、

2人の衝撃は、ここから。

 

ゲストとして来ていた、Grace Kelly。

2人にとって、初めてのプロジャズの生演奏。

 

その演奏は、観客を巻き込み、

音で人をつなぎ、

そこにいる皆を一瞬で熱狂させ、

体中から音が溢れていたそう。

 

「もう、すごかった。」

 

と、驚きの表情で教えてくれました。

 

 

今、画面上で、世界中の様々な人の

演奏を聴くことができる。

 

音楽に限ったことじゃない。

 

 世界中の美しい景色だって、

 目を見張るような決定的瞬間だって、

 プロのスポーツだって、

 秘境の奥だって、

 すごい実験の結果だって、

 

何だって、画面上で一瞬で見れてしまう。

 

私は、子どもには、できるだけ

『本物』に触れさせたい。

 

自分の足で歩いて、美しい景色を見てほしい。

息遣いが感じる中で、本物の演奏を聴いてほしい。

たくさん失敗した上で、実験結果に出会ってほしい。

汗が感じられる距離で、プロスポーツに触れてほしい。

 

教員を長くしてきて意識してきたことは、

『感じる心』

を育てること。

 

本物を見て、触れて、聴いて、感じてほしい。

 

小さい頃から、

生の音を、たくさん聴かせてきた。

たくさんの人に出会わせてきた。

見たことのない景色を見せてきた。

 

もう間もなく、

自分たちの足で歩き始める。

 

それまでに、

一秒でも多く、心震える瞬間に出会わせたい。

 

 

アメリカでの我が家の日常や子育て、

日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、

いろいろお届けします。

 

N&M Academy LLC

 

皆さんの家庭教育や子育て、

夫婦の形、

自分の人生についてのお話も、

たくさん聞かせてください。

 

いつか、オンラインやインパーソンで

会える日を願って!!