9月26日(日)に開催いたしました「あなただけに読む朗読会」vol.5~これをご覧になりたいのでございましょう~江戸川乱歩作「押絵と旅する男」、あやしい空模様にもかかわらず、ご予約いただきました全員の方にお越しいただきまして、無事幕を下ろすことができました。
広いお部屋を戸を外して、横に10脚ずつ2列に配置。
今回は、自分で言うのもなんですが、私どもの主催の朗読会史上、最高の会となりました。
それは、今回から、「あなただけに読む朗読会実行委員会」という制作部を立ち上げ、「あなただけに読む朗読会」を全面的にバックアップする体制を整え、メンバー、出演者が同じベクトルを向いて臨んだから。
今回は特に、コロナ禍の中での開催ということで、今回は感染対策を最重点に何度も検討を繰り返し、当日に備えました。
椅子の配置は当然のこと、換気のこと、スタッフの1週間前からの検温、フェイスシールド使用、代金のやり取りの際の手袋の使用、お客さまへの手指の消毒のお願い、検温、誘導、お帰りの際の誘導、などなど、お客様に安心してご参加いただくためのシミュレーションを念入りに行いました。
さらに、そこにまで至る準備も思った以上に多くありました。
さらに、私には、こういう朗読会にしたい、というカタチが明確にあります。
それを実現させるのは、自分でやるしかなく、性格上、なかなか人に任せられない。その結果、いつもいっぱいいっぱで、毎回終わったあとに、「ああすればよかった、こうすればよかった」という後悔が追いかけてくるのでした。
ところが、今回は、さすがに一人では無理と思い、思いきって対面でレッスンをご受講の方々で他団体に所属していない方にお声がけをさせて頂き、ごく少人数で「あなただけに読む朗読会実行委員会」という団体を発足いたしました。
これを書いているだけで、今回の短期間での密度の濃さが蘇り、胸が一杯になります。
メンバーは、全員社会人の方です。年齢からでも相応の立場でお仕事をされている方ばかり。朗読教室でお会いしているときは、心優しい熱心な受講生様という一面でお会いしています。ご家庭もあるし、あまりこちらのことに巻き込んでもいけないから、なるべく負担のないようにしなきゃ、などと、思っていたのですが・・・。
蓋を開けてみると、そんなのは綺麗ごとに過ぎず、お願いしなくてはならないことばかり。はじめは遠慮がちだったメンバーも、積極的に意見を出してくれるようになり、鋭く、無駄のない活発な議論が展開されていきました。
その中で、当初、メンバーの一人に前説をお願いすることにしたのですが、当日は少人数のスタッフで回さなくてはならず、動線を考えると別の者が前説をした方が流れがスムーズ、ということに気が付いた他のメンバーが、交代を申し出るということがありました。
私は、躊躇してしまい、確かにその方がいいのだけれど、前説をお願いした方は、そのつもりで心の準備をして下さっているし・・・。と、その申し出に二の足を踏んでいました。すると、前説をお願いしていた本人から、「そうですね。私もそう思っていました」と、交代の案を承諾する書き込みが返って来たのです。
全員が、この朗読会をベストな方に持って行くためにはどうしたらいいか、だけを考えて行動している。
これまで自分が描いていた「こういう朗読会にしたい」という思いは、いつしか共通の思いに変わっていて、その一点に集中して全て動き出しました。
メンバーの中には、ご家庭の事情で実家に帰省中の方、激務と予防接種直後で来られない方もいましたが、SNSをアップしてくれたり、忙しい中エールを送ってくれたり、心の支えとなっていました。
私の理想や理念は、口に出せば野暮になりますので、わざわざ書きませんが、メンバーの中に同じイメージがしっかりと伝わっていることを実感し、安心して舞台に臨むことができました。
一般企業にいた時間の短い私では及ばない部分、そして、もっとも重要なところ、一般のお客様の感覚。ここに対して、メンバーの普段の世界、いわゆる一般の社会人の感覚・視点を会の中に持つことができたのが、この制作部を立ち上げた最大の強みです。
私どもの朗読会は、小堀望個人、音魂~OTODAMA~をご覧いただくのではなく、門を入ってから、門を出るまでのひとときが朗読会と思ってお客様をお招きする、という思いでこれからも作って参ります。(あ、これが理念というもの?ですね。言っちゃった。)
・・・なので、今回、ブログに載せる写真が💦みんな忙しくてね💦殆ど無い💦
出る前に撮ったこれだけ💦
音魂~OTODAMA~小川このんと。まあ、いいんですけどね、主役は、お話ですから。
この額もメンバーが。当日は、こちらの額を背負って来てくれた。
終わってから、デニーズでいのこりの会計。お疲れさまでした~。
会場となった昭和の家/縁側カフェは、それはそれは素敵なお屋敷なのですが、電車でいらっしゃるとなるとかなり遠い。竹ノ塚駅から歩いて14分、バスで13分という、歩いても、バスでも同じくらいかかるという・・・💦ですが、バス停は、門の前にありますし、徒歩でも道は分かりやすいです。
なんで、こんなことを書いているかと言いますとね。。。
11月23日(祝)15:00~、同じくこちらの会場で「あなただけに読む朗読会」vol.6を開催するからで~す。
明日から緊急事態宣言も全面解除されますが、引き続き感染対策を十分に、開催いたしますので、ぜひ、お越しくださいね。
詳細は、後日、また書きますね。
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さて、こういうブログは、当日、または次の日には書くものですが💦
今ね、朗読コンテストの方も、本日9月30日に締め切りを迎えるものがありましてね。最後の最後の最後までお付き合いさせていただいております!
この春から取り組んできた朗読コンテストの応募も今日でひと段落。
皆様、本当にお疲れさまでした。
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朗読コンテストもいよいよ本日で最終!
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朗読コンテスト情報(締め切りの早い順)
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第13回「古典の日」朗読コンテスト(公益財団法人 京都文化交流コンベンションビューロー 古典の日推進委員会・古典の日文化基金賞顕彰委員会主催)の募集は、締め切られました。詳細は、古典の日朗読コンテストからご覧いただけます。
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第14回青空文庫朗読コンテスト(一般社団法人日本朗読検定協会主催)
【本選日程・時間】
日程:2021年12月31日(水)
放送:12時00分~16時30分ごろまで ※オンライン放送は、一般社団法人日本朗読検定協会 公式Youtubeチャンネル登録者の方に告知され、この日限りの放送となります。
詳細は、日本朗読検定協会のHPをご覧ください。
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令和3年度文の京ゆかりの文化人朗読コンテスト(文京区主催)
応募は締め切られました。
詳細は、跡見学園女子大学のHPで。
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第10回 朗読だいすきコンクールin大阪~こころがふり向く朗読をめざして~(一般社団法人日本朗読協会主催)
録音物提出期限 2021年9月1日~9月30日(事務局必着)
予選審査 10月1日~31日
本選出場者発表 11月1日 (協会HPにて掲載します)
詳細は、一般社団法人日本朗読協会のHPへ。
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小堀 望「あなただけに読むための朗読教室」
文字を読み上げることだけが「朗読」ではありません。
書かれた文章を、声を発する人の体を通して、
聴く人の脳裏に映像を映す朗読を目指しています。
それには、「声」以前に「体」から見直し、
「自分だけの音」を見つけるところから探ってゆきます。
美しい声よりも、鮮明な映像を。
ご賛同いただける方をお待ちしております。
小堀 望
ご入会希望の方は、フォームよりお問合わせください。
※対面での発声訓練を再開いたしました。引き続きソーシャルディスタンスを保ち、広いスペースで行います。
※当面、ZOOM、LINE電話でもレッスンを行っていきます。日程は、ご都合の良い時間を調整いたします。ZOOMが初めての方も、導入から丁寧にレクチャーします。この機会にぜひ使い方をマスターしましょう。
※2021年度は水曜日を定休日とさせていただきます。
プロを目指す方、人前で朗読をしたい方を対象としていますので、アクセント、プロミネンス、活舌など、しっかりチェックいたします。
通常コース
1か月に1回50分~×2回のレッスンで、3ヶ月以上ご受講される方。
月謝:お一人1回50分¥7,200(延長1,440/10分)×2回 ¥14,400~
月1コース
1か月に1回90分~のレッスンで、3ヵ月以上ご受講される方。
月謝:お一人1回90分¥12,960(延長1,440/10分)×1回 ¥12,960~
※すでに朗読を教えていらっしゃる方、他団体でご活躍の方、各朗読コンテストで優勝経験のある方、また、相当の実力があると当方が判断した方は、5割増し。
※短期(3ヵ月未満)、ブラッシュアップでご受講の方は、1回90分~のご受講をお願いします。
※別途、部屋代(¥150~¥1100)資料費は実費をいただきます。
※朗読コンテスト特訓は、個人レッスンとなります。完全予約制です。
※また、必ず入選、入賞することを保証するものではありません。
その他のコース、詳しくは「あなただけに読む朗読会」HPをご覧ください。
~~朗読コンテスト実績~~
2018年度実績:8割が4大大会にて決勝進出。うち優秀賞1人。
2019年度実績
第7回 「朗読だいすきコンクール」両部門とも優勝!
文の京ゆかりの文化人顕彰事業朗読コンテスト3名決勝進出!
第11回「青空文庫朗読コンテスト」対面予選にて決勝進出1名!録音予選にて決勝進出3名!うち1人銀賞受賞!
第11回古典の日朗読コンテスト、特別賞・京都府知事賞受賞!
NPO日本朗読文化協会第9回朗読コンクール決勝進出3名、うち1名準優勝受賞!1名審査員特別賞受賞!
2020年度実績
第8回「朗読だいすきコンクール」個人部門決勝進出!
第12回「青空文庫朗読コンテスト」録音予選にて決勝進出2名!
第9回「朗読だいすきコンクール」ツイン部門決勝進出!
第5回 吉野弘の詩朗読コンクール決勝進出2名!
2021年度
第13回「青空文庫朗読コンテスト」3名決勝進出、うち審査員特別賞1名!
第9回「久留島武彦顕彰 全国語りべ大会」第2位≪日本青少年文化センター理事長賞≫受賞!第3位≪玖珠町長賞≫受賞!
第14回「青空文庫朗読コンテスト」2名決勝進出!
2021年度生募集!
プロとして活躍を希望する方を対象としたグループレッスンです。文章を読む上での基礎を徹底し、舞台に立つための身体の訓練を即興演劇集団リンガフランカ主宰柏原直人氏を招いて行います。全くはじめての方も大歓迎。
☆日曜クラス月2回、第2、4日曜日14:00~17:00。
前半の身体の訓練を柏原氏、後半実技を小堀が担当します。
年に2回、発表会を予定。
*参加条件
・当会の一員として舞台に立つことができる方。
・6か月以上受講可能なこと。
・運動神経の良し悪しは問いませんが、めげないこと。
・動きやすい服装と上履きを用意して下さい。
お一人¥12,000/月 (25歳以下、10,000円/月)※別途施設使用料一月¥300
おかげを持ちまして2020年10月で丸10年。11年目に突入です。
作品をじっくり味わいながら楽しく読む入門講座です。
よみうりカルチャー町屋で募集中。定員10名 只今、満席。キャンセル待ちです。
「朗読・語り・発声入門」第2、第4火曜日15:30~17:00
お問い合わせ:よみうりカルチャー町屋 Tel:03-3802-7115
11月23日(祝)音魂~OTODAMA~の新作「あなただけに読む朗読会」vol.6!詳細が決まり次第、告知いたします。日程を空けておい下さいね~。
出演依頼・リクエスト募集中
♪小堀 望・音魂~OTODAMA~にリクエストは、こちらのフォームへ。
♪小堀 望・音魂~OTODAMA~に、こっちでも演ってほしい!など出演の依頼は、
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