第11回青空文庫朗読コンテスト、素晴らしい朗読でした！

久しぶりのアメブロです。

昨日、第11回青空文庫朗読コンテストが開催され、うちからも4名が決勝に進出していたので、応援に行ってまいりました。

愛知の実家から駆けつけたので、思ったより早く着いてしまい、近くに喫茶店くらいあるだろうと、荷物を転がしながら、やっと見つけたお店でモーニングを注文し、待機。

コンテストに臨む時は孤独。知った顔がいても孤独。ソワソワしたり、手が痺れたり、胃が上がって来るような感覚とか、吐きそうになるとか、無いですか？知らない土地や初めての会場、初出場のときは、本当に生きた心地しません。

私は、高校のとき、緊張のあまり倒れこんだことあります（笑）

まるで受験生の親のような気分を味わっておりました。

そういえば、今まさにうちは大学受験なんですが、そっちはかなり放ったらかしという見守り方ですが。

さて、LINEで励ましたり、マイクとの距離はどうしたらいいかなど、送られてくる気になる質問に答えたり。少しでも役に立てるのなら、早めに来て良かったと。

今回は、予選ののべ人数も800を超えたそうです。そこを勝ち抜いてきた方々、発表されたお名前を見て、これは行かねば！と思っていました。

客席は観覧のお客様でほぼ埋まり、コンテストならではの張り詰めた緊張感が漲っていました。観客として座ってるだけなのに、緊張して変な汗かいてました。

今日1日だけ、当日の模様がYouTubeで公開されていたので、昨日のことを反芻しながら見ていました。その感想を。

かなりレベルが上がってます。プロフェッサー(ここの協会の最高位の肩書き)の方々やプロの方など、一聴して分かる方々がコンテストにガチで臨んでいます。

じゃあ、どんな人が今年は選ばれたか。

・技巧を感じさせずわかりやすい表現の人。

・4分間にドラマがあり飽きさせない人。

・いい声に頼ってない人。

・舞台に臨む覚悟が立派な人。

・お客から見たときの視点に立てる人。

印象にのこる朗読をされた人は、たとえ賞に入ってなくてもたくさんの人に話しかけられていました。

当会からの、見事銀賞に輝いた彼女は、今までの最高の朗読でした。

もともと素晴らしい読みをする彼女は本来ならば、もっと違った表現をしたかったかもしれません。しかし、入賞をすることが1番の目的でしたので、いろいろ戦略を立て、策を練りました。順番も良かったです。

もうひとかたは、直前まで試行錯誤を繰り返していましたが、最後に何かを掴んだらしく、それまでの空気を変え、説得力ある読みをされていました。終わった後にもいろいろな方から、お声がけ頂いていたようです。

もう一方は、これまで早くなりがちでしたが、ゆっくりと説得力を持ってドラマを描いていました。今までにない音の幅を出してダイナミックに演じていました。

もう一方は、丁寧な描写と、大袈裟でなく、押し付けたりせず、内容がよく分かる素直で完璧なプロミネンスでした。慎ましやかなところは、本来の彼女らしさなので、今後は大きくしてゆけば良いとこちらも方針が決まりました。

4名全員が、これまでで1番の朗読を発表出来たことが何よりも嬉しかったです。

たった数分の朗読にこんなにも情熱を注げるなんて、豊かだなぁとつくづく思います。

ここ数日は、fbで羽生結弦選手を応援するサイトを繰り返し見ていました。

どんな天才でも、何度も練習を繰り返しても、緊張やその日のコンディションでまったく納得の行かない結果になることもある。

人間の表現は、そんな危うさが魅力なのかもしれません。

形もなく、文化もない朗読。

だからこそ、多様で面白いものと出会えることも多いのでしょう。

受講生さんたちと

お疲れ様でした！満足な表情！

帰りは、軽く祝杯をあげて、大阪名物、551の豚まんとチマキを一緒に並んでもらってまで買って新幹線に乗り込んだのですが、豚まんの匂いがやばいので、棚にのせたのです。

隣の席に座った友人は、途中で降りるので、「じゃあ、9時半にLINEしますよ」って、確かにLINEもらったのよね。

娘にも、「豚まん買ったよー♥」って、LINEしたのよね。

にもかかわらず！東京駅に着くとき、「あぁ、明日は、平日か！弁当のおかずは何にしよう……」って考えてたら、忘れちゃったんだなー。

山手線に乗る手前で気がついて、引き返したら、「あー、今探したんですが、見当たりませんでしたー」って、面倒くさそうに言われて(´TωT｀)こんな遅くに汗だくになって、私、なにやってんだろ。

家に帰って息子に話したら、「あー、母ちゃん、それ、みんなやるんだよなぁー、たまにアナウンスで、博多からご乗車の方、博多名物とおりもん、明太子、広島からご乗車の方、もみじ饅頭、新大阪からご乗車の方、551の豚まん、京都からご乗車の方、八ツ橋、名古屋からご乗車の方、赤福、のお忘れ物が多くなっております、って、言うくらいだからさ。職員さん、豚まんとかさ、美味しそうだなーって思っても規則で廃棄処分しなきゃならないから、ってさ。ははっ残念だね」って。

うぇーん。己のアホさ加減に呆れ、しかも、安心したせいか、熱まで出して今日は一日寝てるという……。

こんなこと書かなきゃいいか。

さぁ、来週は、今年最後のコンテスト、「古典の日朗読コンテスト」が！最後まで応援しますよー。

小堀　望「あなただけに読むための朗読教室」

文字を読み上げることだけが「朗読」ではありません。

書かれた文章を、声を発する人の体を通して、

聴く人の脳裏に映像を映す朗読を目指しています。

それには、「声」以前に「体」から見直し、

「自分だけの音」を見つけるところから探ってゆきます。

美しい声よりも、鮮明な映像を。

ご賛同いただける方をお待ちしております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小堀　望

■プロとして活躍するためのグループレッスン■

プロとして活躍を希望する方を対象としたグループレッスンです。文章を読む上での基礎を徹底し、舞台に立つための身体の訓練を即興演劇集団リンガフランカ主宰柏原直人氏を招いて行います。全くはじめての方も大歓迎。

☆日曜クラス月２回、第２、４日曜日14:00～17:00。

前半の身体の訓練を柏原氏、後半実技を小堀が担当します。

年に2回、発表会を予定。

＊参加条件

・当会の一員として舞台に立つことができる方。

・６か月以上受講可能なこと。

・運動神経の良し悪しは問いませんが、めげないこと。

・動きやすい服装と上履きを用意して下さい。

お一人¥12,000／月　（25歳以下、10,000円/月）※別途施設使用料一回￥500

お問い合わせ・お申込み

～その他のメニュー～

■個人レッスン・朗読コンテスト対策■

ご都合の良い時間を調整し、千代田線綾瀬駅周辺または、JR板橋駅前のコワーキングスペース＆カンファレンスルームCoHaCoにてレッスンを行います（CoHaCoは毎週水曜日・金曜日のみ）。

※月曜日は定休日とさせていただきます。

都内、ご指定の場所にお伺いすることも可能です。

プロを目指す方、人前で朗読をしたい方を対象としていますので、アクセント、プロミネンス、活舌など、しっかりチェックいたします。

通常コース

1か月に1回50分～×2回のレッスンで、３ヶ月以上ご受講される方。

月謝：お一人1回50分¥ 6,000（延長1,200/10分）×２回　￥12,000～

月1コース

1か月に1回60分～のレッスンで、3ヵ月以上ご受講される方。

月謝：お一人1回６0分¥7,200（延長1,200/10分）×１回　￥7,200～

※すでに朗読を教えていらっしゃる方、他団体でご活躍の方、各朗読コンテストで優勝経験のある方、また、相当の実力があると当方が判断した方は、5割増し。

※短期（3ヵ月未満）、ブラッシュアップでご受講の方は、１回80分～のご受講をお願いしています。

※別途、部屋代(¥150～¥1100)資料費は実費をいただきます。こちらから出向く場合は、交通費は距離により実費をいただきます。

※朗読コンテスト特訓は、個人レッスンとなります。

※また、必ず入選、入賞することを保証するものではありません。

2018年度実績：8割が4大大会にて決勝進出。うち優秀賞1人。（2019.1現在）