起立性調節障害と診断されて1年2ヶ月。

体調の大幅悪化から丸1年。

 

いろんな方のブログを参考にさせていただき、

励まされたり試行錯誤してきた日々。

 

我が家のそんな経緯も他の方の参考になることがあればという思いと、

いつか「こんな日々を送っていたんだな」と笑って振り返れる日を夢見て、

記録を残すことにしました。

 

 

<息子が起立性調節障害と診断されるまでの経緯①

  〜明らかな症状が初めて起きた日〜>

 

■2022年12月頃(小6)

中学受験を直前に控えて朝早く起きる生活にしていきたいと考えていたものの、

寝起きがものすごく悪い日々。

 

元々わりと朝は強かった息子ですが、

さすがに受験直前で塾からの帰宅が遅かったり寝る時間も遅くなりがちだったので、

仕方ないのかなと思っていました。

 

しかし、今思えばこれは起立性調節障害の症状の始まりだったのではと思います。

 

 

■2023年1月10日

関東の中学受験では幕開け日ともいえる埼玉受験初日。

本命は都内の学校でしたが、

練習も兼ねて我が家も埼玉某校を受験。

 

当日早朝の電車で受験校へ向かい最寄駅まで到着しましたが、

「お腹が押されるように痛い」

と言ってトイレにこもる…。

 

しばらく駅近くのカフェで休みながら様子を見ていたけど、

顔色も悪いし、明らかに様子がおかしい。

 

刻々と集合時間が近づいてきてどうしようかと思いつつも、

同日午後、2日後にも同校に出願していたため、

「午前受験は見送る?」と聞いたら「そうする」と。

 

その後、ネットカフェに移り、

個室でゆったりできる姿勢で休んでいたら、

2時間後くらいには回復。

 

午後受験をするか、今日は割り切って受験せず2日後に出直すか相談。

その結果、この日は一旦帰ることとしました。

 

帰宅の道中はすっかり元気でしたが、念のため帰宅後に小児科受診。

 

もはや症状もなく特別何か診断されることもなかったのですが、

受験日だったことなどを話したら、

先生が「僕も受験ではないけど

スポーツで試合当日や一時期頻繁に腹痛があったことがあるよ」

というような話をしながら励ましてくれて、

「お守りとして腹痛の薬出しておくね」

と薬を処方してくれ、息子は少し安心したような表情をしていました。

 

そして2日後にリベンジ受験。

無事に合格することができました。

 

このときは「初めての受験で緊張からの腹痛だったのかな」と思っていましたが、

あとになって思えば、早朝に1時間立ちっぱなしで電車に乗っていたという、

この病気にもっとも良くない「早朝」「立ちっぱなし」という悪条件が重なっていたので、

それが引き金となって症状を起こしていたのではと思います。

 

そしてこの受験日から1週間ほどの間に、

2回ほど朝小学校へ登校しようと準備をしているときに

「ちょっとお腹痛い」と言った日がありました。

これも今思えば、起立性調節障害の症状だったのだろうと思いますが、

例の「お守りの腹痛薬」を飲んで普通に登校していっていました。

 

その後は1月中は特に症状が起きることはなく、

1月下旬の千葉受験も問題なく受験して無事に合格できました。

 

→2月の東京受験期間についてはまた次回。