前立腺全摘出手術から2年3か月ほどのあちらの状況 | 前立腺を取ってみた

前立腺を取ってみた

なんとなく前立腺がんだったのでダビンチで全摘出した。で、どうなった。ためになるわけでもないけどこんな感じ

あちらの状況って・・・性的な状況です。

摘出手術によってどんな状況なのかは実は関心のある人もまあまあいるのかなと思って時おり書いてます。

 

もちろんこれは人それぞれですので、くれぐれも私自身の状況です。

というか人のことはわかりませんので・・・

 

まずPSA値はおかげさまと最低ラインを維持しています。これは何より一番大事なところです。

ただその副作用といいますか困ったことも起きるわけで・・・

 

私の場合は今でも尿漏れが続いています。ここまで続くのは手術した人の頻度としてはごく少ない割合で起こることらしいので、みんなに該当するわけではありません。

ただ数パーセントは存在しているらしいです。私の場合はクジに当たったようなもんです。

 

さて、それと勃起障害、射精障害ですが、前立腺の両脇にある勃起神経が傷つくあるいは切断されることにより力を入れても勃起しません。

数か月後にバイアグラ系を試してみましたが寸断?しているものに効き目はありませんでした。(でも当然試してみたかったんです)

 

そして射精に関してですが全摘出の場合、前立腺とともに精嚢を摘出しているらしい。

私の場合は周りのリンパ節も摘出したようですがやはり見てませんので・・・詳しくはわかりませんがネ。

 

精巣(睾丸)で製造された精子の素は精巣の上部にあるタンクに貯められ、その一部は細い管を通って精嚢(一時預かりと二次加工の倉庫)に収められる、

 

そして前立腺機能で、うすめ液のようなもので加工されて精液が完成。

その後完成品の出荷をうながされる。(やりたい!と思う)

そして刺激が与えられると、いわゆる出荷体制に入り、精嚢は痙攣を伴いながら陰茎(あそこ)に向かい怒涛の勢いで出荷作業をする。

 

っていうことらしいですが、いわゆるピュッ・ピュッってやつですね。

(この出荷時が気持ちいいんですよね)

 

その時には膀胱へ流れるのを防ぐベンが働き、鉄道の切り替えのよう機能し、膀胱には向かわず、陰茎へとまっしぐらにへ向かうことになるようです。

 

出荷がないとベンが膀胱側に開き、鮮度の落ちないうちに膀胱へと流れ込み精子の混ざった尿となり排出されるということらしい。

 

で、私の場合ですが、いわゆる刺激があった時の話として、射精は行われるんです。

あそこを通る時の素晴らしい快感もあるんです。

 

ただ精嚢がないのですからどこが痙攣して出荷体制をとっているかは不明です。

ただいわゆる膀胱側へ出荷するのでしょうから、膀胱への逆行性射精となっていると思われますが、陰茎を通した発射もあるんです。いわゆる精子の混ざった尿の発射ということになると思います。

 

ただ分断した神経は2~3年経つと繋がろうとすることもあるそうで、淡い期待感はありますがたしかに射精感はしっかりとよみがえってきた感はあります。

 

ただ・・・出るのは精子の混ざった尿ですけどね。

 

人間の身体の仕組みは複雑ですね。

 

だいたいが前立腺の機能は完全には解かってないみたいですが、歯を一本抜いただけで身体のバランスが崩れるそうですから、不思議なメカニズムですよね。

 

ただ・・・これは会社にいるときの話ですが・・・不思議な体験をしたことがあります。

 

また今度書きますね。