野沢きよみバレエスタジオのYouYubeバレエ動画ライブラリーに新しい動画をアップしましたので、お知らせします。
新しいバレエ動画の作品は、
「ゴットシャルク3」です。
この作品は、野沢きよみの初期のオリジナル作品で、
今回の動画は、第10回町田ジュニアフェスティバル参加作品として発表されたときの映像です。
「ゴットシャルク3」バレエ作品について
この作品の発表当時の「ゴットシャルク」は
野沢きよみ自身が踊っていて、パ・ド・ドゥが踊りの中にあり
男性のダンサーと一緒に踊っています。
発表当初から人気を博し、その後も再演されています。
「ゴットシャルク3」では、パ・ド・ドゥの部分がカットされており、作品全体としては短い演出となっています。
また、このバレエ作品は音楽、振付もとても斬新でコンテンポラリーダンスのような作品です。
作品発表後、多くの方からコンテンポラリーの経験について
質問がありましたが、野沢きよみ自身はクラシックバレエの出身で、コンテについては全く経験がありませんでした。
しかし、野沢きよみのバレエ作品はときにコンテンポラリーダンスを思わせる、自由で、斬新で、しかも都会的な感性を織り込んだ独創的な作品が特徴です。
この作品に使われている音楽は、アメリカの作曲家、ピアニストで、超絶技巧を凝らしたピアノ曲が有名です。
ルイス・モロー・ゴットシャルク(Lewis Morrow Gottschalk、1829年5月8日 - 1869年12月18日)は、19世紀アメリカの作曲家、ピアニスト、指揮者で、ラテンアメリカ音楽に影響を与えた初めてのアメリカ人作曲家の一人です。
ゴットシャルクはニューオーリンズで生まれ、幼い頃からピアノの才能を示しました。彼は、ヨーロッパで音楽を学ぶために18歳で家族とともにパリに移住しました。
ゴットシャルクは、彼自身の作曲に加えて、アフリカ系アメリカ人とカリブ海地域の音楽を演奏することでも有名でした。彼の演奏スタイルである「ノヴェルティ・ピアノ」と呼ばれるものを開発し、それは後のジャズのスタイルにも影響を与えました。
ゴットシャルクは、アメリカの音楽史において、19世紀の最もな音楽家の一人と考えられ、ラテンアメリカ音楽のジャンルを開拓したパイオニアの一人であり、後の世代の作曲家たちに多大なな影響を与えました。引用:ウィキペディアおよびAI
斬新で独特のピアノ曲に合わせて踊り出す踊りは
おそらくクラシックバレエとは思えない、独創的な空間を産み出し、その空間を見事に舞台照明と音楽、バレエとの融合を見事に
表現しているバレエ作品です。