KORG D3200のプレイヤーボタン交換♪ | NOZ's Stylish Sound♪

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1980年代の音楽に輝きを放っていたシンセサイザーYAMAHA「 DX7」

繊細で綺麗な音を放つスタイリッシュなシンセサウンド「FM音源」を使って曲作りをしております♪

現在FC用ゲームソフト「美少女麻雀塾其の一」のBGMをFMシンセサイザーでアレンジしている真っ只中です♪
パソコンは一切使わず、全て実機で音楽制作します。
レコーディング機材もパソコンではなく、マルチトラックレコーダーKORG D3200を使ってレコーディングします。
 

 
今回は「美少女麻雀塾其の一」のFMシンセサイザーアレンジ制作を始めた直後の4月頃の出来事になりますけど、KORG D3200のプレイヤーボタンの反応が悪くなったので、接触不良のタクトスイッチを交換する事にしました。
このプレイヤーボタンが使えないと、レコーディングすら出来ませんからね!
 
 

確かにこのプレイヤーボタンは、D3200では一番酷使する部分です。

特に、早送りと巻き戻しボタンは、長押しする関係で最も指圧が掛かります。

更に、曲の先頭に戻す場合、STOPボタン長押ししながらREWボタンを押します。

今回はプレイヤーボタンのREWとFFとSTOPボタンを交換します。

 

KORG D3200は、本体部と前面パネル部を分離させる事が出来ます。

 
 
D3200の前面パネル部は、大きなコントロール基板と音声入出力基板、液晶ディスプレイユニットのシンプルな構造です。
しかし、ツマミやスライダーボリュームが多いので、分解が面倒です。
詳しい分解方法は、こちらの記事で紹介しておりますので、興味ある方はご覧下さい。
今回は簡単に紹介します。
音声入出力基板を外します。
 
 
液晶ディスプレイユニットを外します。
 
 
これでやっとスイッチ基板が取り外せます。
 
 
ミキサーYAMAHA DM2000V2はまだ使わないので、部品が届くまで、DM2000V2をテーブル代わりにして、基板を放置です(笑)
 
 

タクトスイッチはアルプス電気製で、今でも入手出来ます。

注意する点は、シャフトの長さです。

シャフトの長さを計って、部品を注文します。

 
 
さて、いよいよ交換作業です。
今回はREWとFFとSTOPボタンの3個交換します。
 
 
タクトスイッチ3個外しました。
ちゃんと半田を除去出来れば、ポロッと簡単に取れます。
半田が残っていると、手こずります。
 
 
新しいタクトスイッチを取り付けました。
やっぱり新品は気持ち良いですね♪
 
 
実機は、直感的に操作する快適さと楽しさを味わえます。
また、所有欲も満たされます。
しかし操作に不自由があったり、ストレスを感じると、使うのが面倒になります。
そして、使われないまま、やがて処分となります。
実機を維持する為には、メンテナンスは必要不可欠です。
実機ユーザーは、半田ごても使えるようになったほうがいいかもしれません(笑)
個人で半田ごての練習をするならば、ジャンク品を買ってきて、基板からコンデンサやICを外して、再度取り付けるのも良いかと。
私は仕事で家電修理サービスマンをやってた経験がありますので、そのまま電子楽器の修理に応用しております。
 
さて、KORG D3200が直ったところで、快適にレコーディングが出来るようになりました♪
音楽制作も頑張ります!