第7回神流マウンテンラン&ウォーク(レース編) | 目指せナイスミドル!

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10月のオクムを走ります!

神流マウンテンラン&ウォーク、レース編です。
私はロングの部40kmに出場しました。

ロングの部40kmは、前半の25kmくらいまでが登り基調、
後半の15kmが下り基調といったコースです。
ただ、累積標高は2,976mと、小刻みなアップダウンを繰り返すので、
単に登って下るという簡単なコースではありませんが。


で、この日の私のミッションは、「とにかく完走」。
膝の不安があったため、制限時間を目一杯使って、
なんとしてでもゴールにはたどり着きたい、それがスタート前の目標でした。



朝食・身支度等を済ませ、ロングの部は7時ちょうどにスタート!

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ここまで持ちこたえてくれた天気でしたが、
願いもむなしく、とうとうスタート前から雨が降りだしてしまいました。
体感温度もかなり低く、私はゴアの雨着を来てスタートすることに。


スタートして最初は商店街の中を駆け抜け、
さらにアスファルトの舗装路を走って行きます。
ここでも早朝にも関わらず、
本当に多くの地元の方々に声援を送っていただきました。


スタートして少しロードを走った後、程なくして登山道へ。
ただ、登り基調の前半、ゼエハアと呼吸が荒くなり、
練習不足の体には非常に堪えます。

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ふくらはぎも乳酸が溜まって、思うように脚が上がらない。
膝云々の前に、根本的な練習不足。
序盤からこんなんで完走できんのかよ、とちょっと不安にもなりました。

でもそんな時、所々にこんなメッセージが。

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そう、大会プロデューサーの鏑木さんが
ところどころに激励のメッセージを残して下さっているんですね。
これは本当に有りがたかったです。
つくばマラソンのガンダム語録みたいな感じ?(笑)



その後第一エイドに到着しますが、
雨が降ったり止んだりの悪天候で、視界もあまり良くない感じです。
紅葉が存分に堪能できなかったのはちょっと残念でしたね。

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その後は第一チェックポイントの西御荷鉾山目指してひたすら登り続けます。
このチェックポイントには、
ボランティアで大会に来ていた私の会社の同僚が居ることが分かっていたので、
まずはそこへの到達が第一目標でした。


で、無事に山頂で同僚と会えたので、記念に一枚。

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その後もひたすら登っては少し下ってを繰り返し、
少しずつ高度を上げて行きます。
登りはやっぱりしんどい・・でもそんな時有り難いのがこちら↓

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そう、私設エイドです。
ロングの部には4つの公式エイドがありましたが、
それ以外でも沢山の私設エイドがあり、本当に助かりました。
補給したいというより、私設エイドってあるだけでなんかホッとするんですよね。



そして、肝心のトレイルですが・・
朝イチから雨が降り続いていたため、
登山道もかなりぐちゃぐちゃかなと覚悟していました。
が、実際には・・

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ご覧のとおり、大量の落ち葉が登山道に堆積しており、
踏むととても弾力性のあるフカフカのトレイル♪

これは走りやすくて凄く気持ち良かった。
このフカフカの落ち葉のおかげで、大会を通じて、雨で悪路という場所は少なく、
晴れの日とほぼ遜色ない状態で走れたのではないかと思っています。




その後もレース中盤にかけて、まだまだ登りは続きます。
特にきついのが、緩い傾斜の登り坂。
頑張れば走れないことはないけど凄くしんどい。。

でも、そんな時に目にしたのがこちらのメッセージ。

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鏑木さん、了解です!! 歩いちゃいますね!(笑)



その後もさらに登り続け、やっと半分を過ぎこの日の最高地点に到達。

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その先にはこんな看板が。

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ですが、残念ながら・・

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やっぱりガスで覆われて視界は真っ白(涙)
ま、こればかりは仕方ないですね~



そして、29km地点では、楽しみにしていた持倉エイド♪
昨年、「ラン×スマ」でシェリーちゃんがお手伝いしてたのはこのエイドです。
(ちなみに今年はランスマは来て無かったみたいです)

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ここでは名物のそばを2杯ほどいただきました。
あたたかくて、コシのある麺がとても美味しかったですね♪

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その後ラスト10kmは下り基調。
前半あまり無理をしなかったのが良かったのか、
後半でも割と脚が残っており、気持ちよく走って下れたので本当に楽しかった。

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そして、下山後ラスト2kmのロード。
この時点で制限時間もタップリ残しており、脚も体力も意外に余裕があったため、
完走はほぼ確信。

ただ、ゴールの手前700mの場所で、
なんと、地元の人に行く手をふさがれて止められてしまいました!

「このエイド、寄っていかなきゃだめだよ!」ですって(笑)

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そう、ここも神流名物の私設エイド。
地元のおばあちゃんたちが作ってくれた地元料理をいただきました。
ゴール目前なのに、4分くらい滞在してたかな。。(笑)

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そして、ラストのロード。
地元の皆さんが道の両側であたたかい声援を送ってくださる中、
最後は鏑木さんとハイタッチして、ゴール!
ゴールでは、ボランティアに来ていた同僚も待っていてくれました。


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タイムは、6時間48分くらいでした。
制限時間の9時間を目一杯使うことになるだろうと予想してましたが、
実際には2時間以上余裕を持ってゴールできて自分でもびっくり。
順位は150位くらいなので、真ん中よりちょっと下くらいだと思います。


まずは何をおいても、無事に完走できたことが本当に嬉しかったですね。


8月に筑波連山大会を膝痛で途中リタイヤしてからというものの、
長距離を走ることがトラウマになってしまい、
この日もレース前半は「膝の痛みがいつ出るのか」と、
常に不安がつきまとっている感じでしたが、
結局、膝は最後までもってくれました。
2日経った今日現在、筋肉痛はひどいですが、膝は特に問題なしです。
やっと私もこれでマラソン戦線?に復帰できるんじゃないかと思います。


そして、大会を振り返ると、
やはり印象的なのは、素晴らしいコースにおもてなしの数々。
神流、前評判通りの本当に素晴らしい大会でした。
私が今まで走った大会の中で、
間違いなくトップ3には入るお気に入りの大会です。

次はいつになるか分かりませんが、機会があれば是非もう一度出てみたいですね。
当日お世話になったスタッフやボランティアの皆様、
そして地元の皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。