郷に入りては | dm-coaching

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苫米地式コーチング認定コーチ 松村 大輔 のブログ

私達は何かしら社会と関わりを持って生きています。

 

家族や学校、会社、地域、趣味の集まり、オンラインの交流等複数のコミュニティーの一員です。

 

所属するコミュニティーには大小や新旧、メンバーの構成他の特徴があります。

 

その特徴の中には明文化されていない、そのコミュニティーならではの暗黙の了解のようなものがあります。

 

コミュニティーの一員として他のメンバーと活動する中で、コミュニティーの暗黙の了解、掟のようなものに気付く機会があります。

 

この時に私達は自分や所属するコミュニティーの無意識の習慣や選択傾向を知ることになります。

 

この機会は時に私達にとってショックに感じられる、感情的になってしまうものであるかもしれません。

 

不協和を感じた時、コミュニティーの無意識の習慣や選択傾向について反対意見を述べるという手があります。コミュニティーとは根底のところで相容れないものがあるからとコミュニティーを去るという手もあります。

 

一方でコミュニティーの無意識の習慣や選択傾向について、何故このような習慣や選択が取られているのか?と考えてみるという手もあります。ひとまず「郷に入りては郷に従え」というものです。

 

コミュニティーの掟は何故つくられたのか?そのような掟が維持されることでどんなメリットがあるのか?

 

そもそも自分のこれまでの無意識の習慣や選択傾向はどのように作られたのか?客観的にみてこのコミュニティーにとって望ましいものだったのか?本当に問題のあるものだったのか?etc

 

掟に気付いて自分とコミュニティーの違いに直面しても、郷に入りて(態度を保留して)郷に従ってみる。

 

ゆったり寛ぎながら自分やコミュニティーの無意識の習慣や選択傾向について思いを馳せてみると、思ってもみなかったコミュニティーとのより望ましい関わりの持ち方がみえてくるかもしれません。

 

自身の未来のより良いセルフイメージをつくっていく絶好のチャンスにすることができるかもしれません。